フォード・ブロンコとランドローバー・ディフェンダーをミックスしたようなCheryのジェトゥール T-X コンセプト

フォード

中国・福州で開催されたブランド別イベントで、ジェトゥールはプラグインハイブリッドパワートレインを搭載した頑丈なオフローダー、T-Xを公開しました。このモデルはまだコンセプトの段階ですが、将来的に続く市販SUVのTXシリーズを予感させるものです。

デザイン面では、フォード・ブロンコ(フロントエンド)やランドローバー・ディフェンダー(グリーンハウス、リアエンド)など、人気のオフローダーの要素を取り入れているのが特徴です。グリルのイルミネーション付きJetourレタリング、LEDヘッドライト、ボクシーフェンダー、ブラックアウトされたピラー、A/Tタイヤが装備されています。また、イエローのアクセントやLEDを内蔵したルーフラックが、このコンセプトの冒険的なスタイルをより一層引き立てています。

黒い窓から判断すると、Jetour X-Tはショー用に作られた静的な実物大のプロトタイプで、インテリアやパワートレインは搭載されていないようである。しかし、Jetourによれば、X-Tは奇瑞が開発した全く新しいKunlunアーキテクチャをベースに、「Kunpeng」プラグインハイブリッドパワートレインを搭載しているとのこと。これにより、複合航続距離は1,000km、平均燃費はわずか1.0ℓ/100km(235mpg)を実現するとされています。このコンセプトは、アダプティブ・サスペンションとディファレンシャル・ロック付きの全輪駆動システムも特徴としている。

X-Tが生産モデルに進化した場合、Jetourが2023年から発売する15万〜30万円(23,586〜47,172ドル)の価格帯のTシリーズに適合することになる。Jetourは2018年に設立されたChery Holdingグループのサブブランドで、現在、年間15万台以上を販売している。中国以外の市場にも展開している中国企業は、SUV、ピックアップ、MPVの各セグメントで毎年1~2台の新型車を投入する予定です。

【参照】https://www.carscoops.com/

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