2023年新型Eクラスステーションワゴン、メルセデスの25年来の不細工なワゴンの連鎖を断ち切る可能性あり

メルセデス・ベンツ

しかし、残念ながらS124は、メルセデスが視覚的に楽しいワゴンを作る最後のモデルとなってしまった。誤解のないように言っておくが、その後のEクラスワゴンがすべて不細工だと言っているのではない。S124はW124セダンと比べても見劣りしなかったが、新しいEクラスではワゴンよりもセダンの方が明らかに目に優しいということを言いたいのである。

S210 (1997 – 2003)

S210の問題は、セダンのW210に比べて、見た目がゴツいだけでなく、空虚であることだ。まるでデザイナーがプロポーションを間違えたかのように、どこから見ても醜いのだ。

もし、メルセデス・ベンツの歴史上最も醜いクルマ10台というのがあるとすれば、S210はRクラスやその他のクルマと一緒にリストアップされてしかるべきだろうが、そんなことはどうでもいいので、この話はいったん棚上げにしておこう。

W210型以降、Eクラスはかなり良くなり、W211型、正確にはS211型に至る。

S211 (2004 – 2009)

ワゴンのW211も悪くないが(セダンも美しい)、それはS210が手ごわい存在ではなかったからだ。メルセデス・ベンツのステーションワゴンの中では、S124に次いで好きなクルマかもしれない。

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