マクラーレンの超希少車、セイバーがカラーシフト塗装で登場

マクラーレン

マクラーレンは常に速いクルマを作ってきましたが、セイバーはいろいろな意味で特別な存在です。マクラーレンのアルティメットシリーズのスーパーカーのひとつとして、すでに強烈だったセナを大胆にアレンジしたモデルです。今回出品された1台は、走行距離も少なく、鮮やかな塗装が施された1台です。

マクラーレンは2020年に15台のセイバーを製造しましたが、そのすべてが米国市場向けに特別に設計されたものでした。そのため、1台1台が非常に特別な存在となっています。2シーターのマクラーレン・モデルの中では最高速度が最も高く、より速く走れるスピードテールは3シーターを備え、米国市場向けに製造されていないのです。

バレットジャクソンを通じて現在入手可能なこの例は、見る角度によって青から紫へと変化する強烈なカラーシフト塗装が特徴です。マクラーレンはこれをパシフィック・カラー・ストリームと呼び、エクステリアの残りの部分を構成するネイキッド・カーボンファイバーの上に、アクセントカラーのような役割を担っています。

この車のサイドとフロントに描かれたほとんどゴーストのような「3」のおかげで、昨年5月にYouTuberのShmee150がレビューしたものと同じもののようです。車内では、ステッチやステアリングホイールのトリムなどに、ブルーのアクセントが入れられています。そして実は、特別な塗装を共有しているのはインテリアだけではありません。オイルや燃料を入れるポートにアクセスするため、リアサイドウインドウを開ける小さなガスストラットが左右に設置されています。その支柱も、外装と同じ塗装が施されています。このクルマのウィンドウステッカーが希望小売価格3,790,000円を示しているのは、こうした細部へのこだわりがあるからに違いない。

中古市場でいくらで取引されているのか知りたいところだが、公開されることはないだろう。公開オークションでの販売ではないが、減価償却があまり進んでいないのだろうと推測される。

【参照】https://www.carscoops.com/

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