ミシュラン、次世代シボレー・ボルトにエアレスタイヤを装着することを提案

シボレー

ミシュランは、今後数年のうちに「Unique Puncture-proof Tire System」または「Uptis」を商用導入する計画で、これは次世代シボレー・ボルトの発売時に実現する可能性があるという。

その確認というか、願いというべきか、北米ミシュランの社長であるアレクシス・ガルシンからの言葉である。CNN Businessのインタビューでガルシン氏は、ミシュランが “次世代シボレー・ボルトをエアレスタイヤで登場させたい “と語ったことを引用した。また、今後3年から5年の間に実現する可能性があるとも述べている。

なお、シボレーは2021年にボルトをリフレッシュし、その少し上のバージョンであるボルトEUVを投入している。

つまり、早ければ2025年にも新世代モデルが登場する可能性があるが、シボレーはまだそのスケジュールを確認していないし、ボルトの名を冠して登場することもないだろう。ただし、ミシュランが2019年にすでにボルトをテストベッドとして使っていることを考えると、エアレスタイヤを履いた新型シボレーは手の届かないものではありません。

ミシュラン・アップティスタイヤを履いた車は、シボレー・ボルトだけではありません。2021年のことだが、ミニクーパーSEがこのエアレス(とサイドウォールのない)ラバーを装着して公道を走ったことがある。

ミシュランのエアレスタイヤ「Uptis」は、2019年に初めて公式に発表されましたが、その開発は10年前に遡り、当然ながらそうです。

ミシュランのグループ技術・科学コミュニケーションディレクターのシリル・ロジェが以前説明したように、アップティスはベルトとスポークで構成されており、後者は車両の重量を支えるために薄く強いグラスファイバーが数本使われている。この発明を保護するために、ミシュランは50もの特許を申請しているようだ。

エアレスタイヤ「アプティス」の第一の利点は、パンクしないことだ。パンクなどで急激に空気圧が下がったり、不規則な摩耗や損傷が起こると、本来の目的を果たせないタイヤが合計2億本もあるという。エアレスタイヤの導入により、タイヤを作るためのコスト、材料、エネルギーなどの無駄を省くことができる。

【参照】https://www.motor1.com/

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