中国テスラモデルYの中古は新品より高い、その理由とは？

メイド・イン・チャイナ（MIC）のテスラ・モデルYは中国で大きな成功を収め、製造能力をはるかに超える高い需要があり、輸出とのバランスも必要です。

ご存知のように、テスラ・ギガ・ベルリン工場の立ち上げが長引いたため、数千台の自動車をヨーロッパに輸出する必要があります。

中国からの最新報告によると、需要と供給のアンバランスのため、新型モデルYの納期予定が長く（最大で数ヶ月のものもある）、中古モデルYの価格も比較的高い。多くの場合、当初新車として販売されたときよりも高い。これは異常なことだ。

CnEVPostは、通常、顧客は中古のNew Energy Vehicle（NEV）にあまり興味を示さないが、テスラのモデルYの場合（モデル3ではそうでもない）、国内の基本的にすべてのオンライン中古車取引プラットフォームで中古車が非常によく売れていると説明している。

2021年9月、モデルYは27万6000人民元で提供されていたが、現在は30万人民元を超える中古車も増えている。

“中国の複数のオンライン中古車取引プラットフォームで販売されているテスラモデルYの大半は、30万元（約47,000ドル）を超える価格で、所有者が最初に支払った金額より高い”

そう考えると、メーカーがテスラギガ上海工場の生産拡大を強く推し進める理由も納得がいきます。

また、中古車が新車時よりも高く売れる理由は他にもあることに注意しなければならない。テスラは新車の価格を引き上げ、モデルYは補助金の対象から外れた。補助金そのものが減少した。

もうひとつは、中国での一般的な電気自動車ブームです。非常に早く生産と販売を増やしているメーカーがたくさんあります。テスラはこの動きの震源地にいるに過ぎません。