メルセデスAMG SL 43にEターボ2.0Lエンジンを搭載し、今春に発売予定

メルセデス・ベンツ

ダイムラーAG(現メルセデスベンツグループ)は2020年6月、メルセデスAMGが48Vシステムで駆動する「電動排気ガスターボチャージャー」を近々展開すると発表した。Garrett Motion社と共同で開発されたこの技術は、タービンホイールとコンプレッサーホイールの間にあるターボチャージャーシャフトに小型電気モーターを内蔵し、ターボラグを過去のものにすることを約束するものである。

ターボチャージャーの新気側のコンプレッサーホイールをモーターで駆動してから排気側のタービンホイールで排気ガスの流れを受け止めるため、アイドリングストップや高回転域でのレスポンスが向上します。e-turboは1分間に17万回転することが可能で、ラウドペダルから足を離してもブースト圧を維持することができます。

ターボを電動化することで、メルセデスAMGはさらに低回転域でのトルクアップを謳っています。さらに、エンジンの冷却システムは、ターボ、モーター、パワーエレクトロニクスを正常に保つ役割を担っています。メルセデスAMGの元大物で、現在はアストンマーティンのトップであるトビアス・モアーズは、この仲間を “ターボチャージャー付き内燃エンジンを、これまで到達できなかったレベルの俊敏性に引き上げるもの “と表現している。

それはともかくとして、私は複雑な心境である。まずC 63は、現行型のV8をやめて、前述の電動排気ガスターボとプラグインハイブリッドシステムを備えた4気筒エンジン「M139」を搭載する予定だ。MB Passion Blogによれば、SL 43にはM254 4気筒エンジンのマイルドハイブリッドバージョンが搭載されるとされている。この春に正式に決定される見込みのこのエントリーレベルのパワートレイン・オプションは、統合型スタータージェネレーターからの20psに加えて、約390psを約束します。

これは385馬力と20馬力ということになり、排気量2.0リッターの4気筒ターボとしてはかなり膨れ上がっている。「プラグインハイブリッドのバリエーションが後に登場する予定だ」と引用元は伝えている。そう、2代目GTにも、少なくとも1基の4気筒ミルが搭載される可能性が高いのだ。

【参照】https://www.autoevolution.com/

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