2022 BMW X5 Liはホイールベースが5.11インチ長く、中国専用モデル

BMW(ミニ)

BMWは現在、国際市場向けにX5のリフレッシュ・バージョンの開発に取り組んでおり、今年の後半には登場する見込みです。しかし、中国向けにはすでに新しいX5があり、それは中華人民共和国で独占的に製造・販売されるロングホイールベースのモデルという形をとっています。

X5 Liと標準のX5との外観上の違いは、それほど大きくはありません。BMWが長年販売してきた高級SUVと同じものですが、米国のディーラーで販売されているモデルよりも5.11インチ(130mm)長くなっています。この長さはすべて、後部座席の足元スペースと座り心地を向上させるために使われています。また、リアドアも長くなり、2列目シートへのアクセスも容易になりました。

BMWは、新型X5 Liを現地の顧客のニーズに合わせてカスタマイズしたと説明しています。標準装備としては、専用設計のコンフォート・シート、リア・シートの背もたれ傾斜角4度、パノラマ・ガラス・サンルーフなどが用意されています。外装では、Mエアロダイナミクス・パッケージが標準装備され、ホイールデザインも豊富に用意されています。

さらに重要なのは、仕様によっては2軸エアサスペンションが標準装備されるか、オプションで追加されることです。バイエルン州のメーカーは、この自動水平調整サスペンションが “スポーティさと快適さの完璧なバランス “を実現することを約束しています。

X5 Liには、X5 xDrive30LiとX5 xDrive40Liのトリムが用意され、それぞれ4気筒と6気筒のツインターボガスエンジンが搭載されます。8速オートマチック・ギアボックスが標準装備され、BMWのxDrive全輪駆動も標準装備されています。

ロングホイールベースのX5は、瀋陽のBMWブリリアンス・オートモーティブ大同工場で生産され、同国で独占的に販売される予定です。米国およびその他の地域については、引き続きサウスカロライナ州スパルタンバーグで高級ドイツ製SUVを組み立てます。

【参照】https://www.motor1.com/

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