アルピーヌ A4810 IED設計のスーパーカーコンセプト、水素パワーで走る姿を公開

アルピーヌ

IED(Istituto Europeo di Design)は、学生がアルピーヌと共同でデザインしたアルピーヌ A4810 コンセプトを発表しました。水素を動力源とするこのスーパーカーは、3月18日にオンラインでデビューし、若い才能が描くフランスのブランドの未来像が紹介される予定です。

この論文プロジェクトには、交通デザイン修士課程(2020-2021)の学生計28名が参加し、選考過程ではアルピーヌの自社デザインスタジオの意見も取り入れました。最終的なデザインは、水素パワートレインを搭載した2シーターのスーパーカーです。IEDは、A4810コンセプトについて、「より技術的で、より持続可能な未来のエクストリーム・スポーティネスを表現しています」と述べています。ティーザーでは、低くワイドなスタンス、フロントのインテークを囲むLED、低いボンネットから突き出たフェンダー、空力的なグリーンハウス、ボディワークから突き出た細いLEDテールライトなどが紹介されています。

パワートレイン・タイプがランダムに選ばれたわけではないのは、ルノー・グループが最近、水素関連でかなり積極的だからだ。ルノーはすでに水素燃料電池を搭載した小型商用車を提供しており、最近では5月にデビューする水素エンジン搭載の新コンセプトを予告していた。

IEDデザインのコンセプトは、ファクトリーバックアップされるかもしれないが、アルファロメオ・グロリア(2013)、ホンダ・トモ(2019)、スズキ・ミサノ(2021)など過去の同様のコンセプトと同様に、デザインスタディにとどまる可能性が高い。

アルピーヌは、2026年までにブランドの全電気レンジとなる3台の新型EVを確定し、新モデル展開の準備を進めています。その中には、ルノーのスーパーミニ「5」をベースにした電動ホットハッチ「アルピーヌA5」、グランドツアラー「アルピーヌGT X-Over」、スポーツカー「アルピーヌA110」の電動後継車種が含まれています。

【参照】https://www.carscoops.com/

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