フィアット・パンダは2026年まで生き残る

フィアット

つい最近、ステランティス社のCEOであるカルロス・タバレス氏が、世界的に新車価格が非常に高いことに懸念を表明した。彼はインタビューの中で、”インフレ圧力がエスカレートするにつれて、値ごろ感がずっと問題になってくる影響を非常に懸念している “と述べています。これに対抗する自動車メーカーのアイデアのひとつが、手頃な価格の小型電気自動車の新潮流だが、これが登場するのはこの10年後半になるという。では、どうすればいいのか。少なくともヨーロッパでは、フィアット・パンダと呼ばれています。

このイタリアのシティカーは2020年に40歳の誕生日を迎え、2021年のモデルイヤーにアップデートを受けた。アメリカでは買えませんが – 500Xは2022年にアメリカで販売されるフィアットの唯一のモデルです – しかし、イタリアや他のヨーロッパ諸国ではまだ新しいパンダを購入することができます。新しいレポートによると、少なくとも2026年まではそのチャンスがあるようです。その年以降どうなるかはわからないが、この小型車はもう4年間市場に出ていることがわかっている。

ロイター通信によると、パンダは2026年までフィアットの南イタリアのポミリアーノ工場で組み立て続けられるという。この情報は、金属労働組合が自動車メーカーの代表者と会談した後に確認したと伝えられている。ポミリアーノ工場では間もなく新型アルファロメオ・トナーレの組立も開始され、すでに多忙を極めている同工場の生産量はさらに増加する。

現行モデルのフィアット・パンダは2011年に発売され、現在も同ブランドのベストセラーモデルの一つです。FCAのMiniプラットフォームをベースにしたPandaは、現在も販売されているランチア・イプシロンやフィアット500、フィアットUno、フォードKaと足回りを共有している。ウノはブラジルで設計されたより安価なバージョンで、3気筒と4気筒のガスエンジンを搭載し、2010年から2021年にかけて販売された。

余談だが、組合はロイターに対し、ステランティスがイタリアに新しいバッテリー工場を建設することで最終合意しているとも語っている。メルセデス・ベンツとトタル・エナジーとの合弁で建設し、南イタリアのテルモリ近郊に建設する予定だ。ステランティス社にとっては、フランス、ドイツに続き、欧州で3つ目の電池工場となる。

【参照】https://www.motor1.com/

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