ボルボ、プラグインハイブリッド車「リチャージ T8 AWD」をアップデートし、最もパワフルな車に変身

ボルボ

ボルボは、改良型リチャージT8 AWDプラグインハイブリッドパワートレインを米国に導入し、S60、V60、XC60、S90、XC90に設定すると発表しました。

性能の向上、電気のみでの走行距離の延長、排出ガスの低減を目的に設計されたこのパワートレインは、公称エネルギー容量が11.6kWhから18.8kWhに増加した新しいロングレンジバッテリーを搭載しています。これにより、ピュアモードでのEPA(米国環境保護局)推定航続距離は35〜41マイル(56〜66km)となっています。

バッテリーパックの強化に加え、パワートレインにはより強力なリア電気モーターが搭載され、最高出力は56ps(42kW / 57PS)アップの143ps(107kW / 145PS)となっています。これにより、リチャージT8 AWDのバリエーションは、合計出力455ps(339kW / 461PS)、トルク523lb-ft(708Nm)となり、「ボルボ史上最もパワフルな車」となっています。

性能面では、リア電気モーターが「低速走行時、牽引時、トラクションと安定性が要求される滑りやすい路面での走行時に特に有効な全輪駆動能力を実現する」とボルボは述べています。さらに、ターボチャージャー付きT8ガソリンエンジンは、「より高い燃費と性能」のために改良され、XC60とS90はワンペダル走行機能を獲得しています。

ボルボ・カーUSAの社長兼CEOであるアンダース・グスタフソンは、「多くのお客様にとって、プラグインハイブリッドは電気自動車の運転を初めて体験するものです。このアップグレードは、多くのお客様に電気自動車の未来の利点を示し、完全電動化への旅の足がかりとなるでしょう “と述べています。ボルボは、プラグインハイブリッドを「パートタイム電気自動車」と表現し、純粋な電気モードで運転する時間が約半分であることが調査で明らかになっていると述べました。

【参照】https://www.carscoops.com/

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