ポルシェがピクサーと共同でロードリーガルカレラ911を製作中

ポルシェ

田舎町の弁護士として、あるいはライトニング・マックィーンの恋敵として、サリー・カレラはアニメ映画『カーズ』に欠かせない存在であることは誰もが知っていることでしょう。さらに言えば、2002年のポルシェ911カレラにインスパイアされていることもご存じでしょう。

20年の時を経て、ポルシェもそろそろアニメのキャラクターに触発され、ワンオフで公道走行可能なサリーカレラを制作してもいいのではないでしょうか。実際、ポルシェはその制作を発表しています。ヴァイザッハのスタイルポルシェとシュトゥットガルトのポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥールは、カーズのプロダクションデザイナー、ボブ・ポーリー、クリエイティブディレクター、ジェイ・ワード率いるピクサー・アニメーション・スタジオの小さなチームと協力して、これを実現するために取り組んでいます。

ポルシェは、新型サリーカレラはアニメのキャラクターのコピーではないことに留意しています。映画に登場する青いスポーツクーペをイメージし、992世代のポルシェ911をベースとする。

サリーをイメージした公道走行可能なポルシェ911は、ツッフェンハウゼンで1台のみ製造される予定です。RMサザビーズがオークションに出品し、収益の100パーセントは、ガールズ・インクが米国で行っている若い女性のための教育活動や、ウクライナから逃れてきた難民の家族(主に女性と子供)など、子供たちのために使われる予定です。これは、ウクライナの人道的危機の影響を受けた人々に緊急支援を行う、ポルシェのこれまでの寄付に上乗せされることになります。

ワンオフのサリーカレラを補完するために、ポルシェデザインはオークションに出品される911に付随する特別なタイムピースを制作しています。もちろん、このクルマのユニークなスタイリングを持ち、多くの特注パーツを採用し、このプロジェクトにふさわしい特別な存在となる予定です。

ポルシェは、ロードゴーイングであるサリーカレラ911について、いつどこでオークションにかけられるかなど、今年後半に詳細な情報を発表する予定です。

【参照】https://www.motor1.com/

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