BMWは3代目1シリーズ(F40)で本格的なMモデルを設定せず、ハッチバックのスポーティモデルは128tiとM135i xDriveのみとしました。300psを超えるホットハッチも多い中、マンハートは1シリーズで最もパワフルなMH1 350チューニングパッケージを設定。
2.0リッター4気筒ターボエンジンは、最高出力302ps、最大トルク450Nmを発生する。MHtronic補助制御ユニットとARMAspeedのカーボンインテークにより、345ps(257kW / 350PS)、524Nm(387lb-ft)のトルクを発生するようになったのです。パワーは8速オートマチック・ギアボックスとBMWのxDriveシステムを通じて4輪に送られる。
メルセデスAMG A45 SやアウディRS 3スポーツバックのハイパーハッチには及ばないかもしれないが、少なくともVWゴルフRよりもパワフルであり、ライバルのメルセデスAMG A35やアウディS3スポーツバックに対しても先手を打つことができた。
235/30ZR20タイヤを装着した20インチのManhart GTS Styleリム、H&Rスプリングによる30mmのローダウンサスペンション、オプションの強化ブレーキなど、シャシー面でも改良を加えています。
MH1 350は、派手なリムの他に、Maxton Designによる新しいボディキットで視覚的に区別されています。フロントスプリッター、フィン一体型のエアロサイドスカート、ダブルルーフスポイラー、リアディフューザーなどです。また、オプションのマンハートデカールによって、ボディワークの周りにシルバーとレッドのアクセントが加えられ、スポーティな外観を際立たせています。
後方には、直径90mmのマットブラック仕上げの4本出しのエキゾーストパイプがあります。300セルのHJS触媒コンバーターとオプションのOPFディレイター(TUV非認証、ドイツ以外の輸出市場のみ)を備えたマンハートのスポーツ・ダウンパイプに接続され、エントリーレベルのBMW Mモデルにリッチなサウンドを提供します。
マンハートのeショップを覗いてみると、各コンポーネントの価格が表示されています。フロントスプリッターが169ユーロ(187ドル)、サイドスカートが169ユーロ(187ドル)、リアスポイラーが129ユーロ(143ドル)、リアディフューザーが179ユーロ(199ドル)、スポーツエグゾーストが2085ユーロ(2314ドル)、OPFデレッサーが215ユーロ(239ドル)、MHtronicモジュールが1760ユーロ(1954ドル)で、さらにホイールとローダウンしたサスペンションが数千ユーロ必要であることがわかります。
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