マクラーレンとBMWが電気自動車のプラットフォームで協働

BMW(ミニ)

アウディやBMWがマクラーレンを買収する可能性があるという噂が、数ヶ月前からインターネットを駆け巡っている。3者とも繰り返し報道を否定してきたが、最近のドイツメディアの記事によると、新たな動きもあるようだ。今のところ状況はあまり明確ではないが、現時点で判明している事実と噂を順を追って説明しよう。

昨年11月、初期の報道ではBMWがマクラーレンの株式取得に興味を示している可能性が指摘されていたが、バイエルンの自動車メーカーの代表はこの情報を「間違っている」と表現した。その数日後、アウディもこの英国企業の新しいオーナー候補として関与しているとされたが、インゴルシュタットの広報担当者は、公式な情報は発表できないと即答している。一方、マクラーレンは「これはまったく不正確な情報だ」と述べ、出版物による虚偽の報道を削除するよう求めると発表している。

現在に至っては、アウディがマクラーレン買収のために新たな入札を行ったとする新たな報道がなされている。その部分については後ほど紹介するが、この報道の一部として、ドイツの印刷雑誌『Automobilwoche』からさらに興味深いことが報告されている。Automotive News』のドイツ市場向け姉妹誌であるこの雑誌は、マクラーレンとBMWの間で新しい電気自動車のプラットフォームについて議論が続いていると主張している。

現時点ではあまり知られていないが、記事によると、両社は3月24日に覚書に調印したという。スポーツカーのための新しい電気自動車アーキテクチャの共同開発をカバーしていますが、これまでのところ、文字通り他の情報は公開されていません。

しかし、Automotive Newsは、この合意が実現すれば、アウディとの契約によって無効になる可能性があると報じている。ドイツ企業がマクラーレンの株式取得のオファーを4億5000万ユーロから6億5000万ユーロ(およそ4億9000万ドルから7億800万ドル)へと引き上げたとみられている。アウディは、まずマクラーレンのF1部門に投資し、その後、ロードゴーイングカーのマクラーレン・ブランドへの投資を拡大する可能性を望んでいると伝えられている。

【参照】https://www.motor1.com/

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