ポールスター2が航続距離を若干伸ばすなどのアップデートを実施

ポールスター

ポールスター2には、視覚的な調整から技術的な追加、1回の充電で走行可能な距離の拡大まで、新モデルイヤーに向けた重要な改良が施されています。そのすべてが歓迎されるのは当然ですが、購入希望者が最も期待するのは、バッテリーパックの新しいセルケミストリーを採用し、パワーと航続距離を健全に向上させたことでしょう。

電気モーターを1基搭載したポールスター2スタンダードでは、バッテリーの容量が69kWhになりました。一回の充電での航続距離は273マイル(440km)から294マイル(474km)に伸びますが、この数値はヨーロッパの一般的により寛大なWLTPサイクルに基づいて測定されていることに留意してください。EPA(環境保護局)認証の数値はまだ出ていません。

ギャラリー ポールスター2、米国に到着

バッテリーのアップグレードとソフトウェアのアップデートにより、充電速度が向上し、最大130kWまで高速化されました。電気モーターのピーク出力は、従来の224ps(165kW)から228ps(170kW)に向上しています。

さらに、再生可能エネルギーを使用する製錬所で製造されたアルミニウム製バッテリーケースの採用により、ポールスター 2の生産はより環境に配慮したものとなります。また、ホイールに使用されるアルミニウムも同じ供給源から調達するパイロットプロジェクトが実施され、この2つの対策を組み合わせることで、1台あたり約2,976ポンド(1,350キログラム)のCO2削減が期待されます。

ポールスターでは、このようなグリーン戦略をサポートするため、電気自動車のクロスオーバーにヴィーガン用の内装をオプションとして販売しており、さらに持続可能性を考慮した改良版ナッパレザーも登場しています。

ビジュアル面では、Polestar 2に標準色として新たにマグネシウムが追加され、オプション色としてボイドに代わるスペースとムーンに代わるジュピターが追加されました。また、標準装備の19インチホイールと、オプションの20インチホイールのデザインも一新されました。ポールスターの技術部門から、ヒートポンプが最適化され、摂氏-7度から摂氏25度の間で最適に動作するようになりました。

【参照】https://www.motor1.com/

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