アウディとポルシェのF1参戦が決定、VWグループ社長が明言

アウディ

数カ月にわたる激しい話し合いと憶測を経て、VWグループは、アウディとポルシェの両社がF1選手権に参加することを正式に認めた。このニュースは、VWグループのCEOであるヘルベルト・ディースが、月曜日の朝にVWグループのYouTubeチャンネルで配信された講演の中で明らかにしたものだ。

Reuters(ロイター通信)』が報じたように、同CEOはポルシェのF1参戦準備はアウディよりも「もう少し具体的」であることを明らかにした。両ブランドがF1参戦を決めたのは、世界的にF1人気が高まっていることと、2026年に施行される新しいレギュレーションから生じるチャンスによる。これは「テクノロジーの窓」とCEOは表現し、新参者がF1に参入する唯一の方法であることを認めた。

ヘルベルト・ディースは具体的な内容には触れなかったが、VWグループが初めてF1に関与する計画については、すでにかなりの部分がわかっていた。ポルシェはレッドブルとの長期的なパートナーシップの確立を目指しており、ツッフェンハウゼンのブランドはその豊かなモータースポーツの伝統を継承することを望んでいる。結局のところ、F1は合成燃料に向かっており、ポルシェは電動化に次ぐスポーツカーの代替的な未来として、この技術にすでに投資しているのである。

アウディがマクラーレンF1の株式を購入する可能性

アウディは別のルートで、約5億ユーロを提示してマクラーレンを買収すると報じられている。交渉は現在進行中で、買収の可能性があればドイツブランドのF1参入がより容易になる。ヘルベルト・ディースによると、これは2026年以降にも実現し、誰もが振り出しに戻ることになるため、当然ながら競争力を高めることができる新しいレギュレーションを利用することになるという。

【参照】https://www.carscoops.com/

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