ルノー シーニックが生産終了、グランド シーニックは間もなく生産開始

ルノー

欧州のMPVセグメントでは、ルノーが「シーニック」を廃止し、また新たなモデルを失うことになりました。ルノーは、1996年に初代シーニックがデビューして以来、コンパクトファミリーバンの欧州での販売を終了しています。

初代シーニックは、そのライフサイクルの中で280万台以上を販売しましたが、現代の後継モデルは、昨年の販売台数がわずか20,678台と、決して注目されることはありませんでした。約10年前の2011年、ルノーは当時新鮮だった3代目モデルから160,159台のシーニックを旧大陸で販売しました。

2017 Renault Scenic Initiale Paris(ルノー シーニック イニシャル パリ

フランスの自動車メーカーは、Scenicの注文を受け付けていません。ただし、7人乗りの兄弟車であるGrand Scenicはまだ販売されています。しかし、Caradisiacによると、この3列シートの多目的車の生産はあと数ヶ月で終了するという。

ルノーのフラッグシップセダンであるタリスマンも先日生産が終了しており、シーニックはそれに続く存在となる。SUVの台頭と、従来のセダン、ワゴン、バン車の需要の低下により、メーカーは長年のモデルのいくつかに軸足を置かざるを得ない。エスパスの運命は、まだその死に関する公式発表はされていないものの、ヨーロッパの一部の市場ではすでに注文ができない状態であり、違いはなさそうだ。

ルノーの歴史的ライバルのひとつであるシトロエンは先月、今年7月に生産終了を予定していたファミリーバン「グランドC4スペースツアラー」の生産を打ち切ったばかりだ。ルノーと同様、シトロエンも1994年に発売されたエバシオンから数十年間、多目的車を販売してきた。その後、より大型で快適な「C8」に引き継がれましたが、2012年に生産を終了しています。

また、SEAT Alhambraとして販売されていたWolfsburgの同サイズのMPV、Volkswagen Sharanは2020年に販売中止となった。現在、ヨーロッパでミニバン「S-Max」を用意しているメーカーはフォードが数少ないようで、昨年2月に新しいハイブリッドパワートレインを搭載している。

【参照】https://www.motor1.com/

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