BMW、3台の未公開CSLプロトタイプのラッピングを公開

BMW(ミニ)

技術革新は、一度に起こるものではありません。エンジニアリング・チームはまず試行錯誤を重ねなければならず、それは時には、実際には生産に至らないが、それにもかかわらず深くクールなプロトタイプを作ることを意味する。

BMWは、秘密のガレージを公開し、CSLの名にふさわしい新車の製造プロセスを促進するために使用された、ワンオフのプロトタイプの一部を見せることにしました。

BMW Mのビデオ・クルーが撮影したこのシリーズの最初のエピソードでは、車両プロトタイプ、製造コンセプト、統合の責任者ハンス・ラーンが、非常に特別で非常にユニークな3つのCSLコンセプトの概要を説明しています。

1台目はE46 M3 CSLプロトタイプで、ドアから後ろは市販車とほぼ同じです。フロントに設けられたエアインテークが、BMWファンには何か特別なものがボンネットの下に潜んでいることを気づかせるかもしれません。424馬力(316kW/430PS)を発揮する4.0リッターV8エンジンは、ドイツ人エンジニアの中でも最もストレートな性格の人を、不必要な回転を喜んで上げるフーリガンに変えてしまうほど良い音を奏でます。

2つ目のコンセプトは、E60 M5 CSLプロトタイプです。5.0リッターから5.7リッターにチューニングされ、9,000rpmまで回転させることができる、ノーマル車よりもさらにレーシングカーらしいサウンドのエンジンである。その結果、通常車よりも121ps(90kW/122PS)高い621ps(463kW/630PS)を発揮し、デュアルクラッチトランスミッションを介して後輪に伝達された。カーボンファイバー製ルーフなどの軽量化対策も施され、まさにCSLと呼ぶにふさわしい仕上がりとなった。

最終プロトタイプはE63 M6 CSLで、こちらも5.0リッターのV10を搭載し、500ps(373kW/507ps)を発揮する。しかし、その真骨頂は巧みなエアロダイナミクスにある。BMWとして初めてドッペルシュテッグ・サイドミラーを採用し、後部には高速走行時に車体を安定させるためのアクティブ・ウィングを装備しています。

F87 M2 CSLプロトタイプをはじめ、まだまだプロトタイプが登場するこのシリーズは、バイエルンブランド、そしてハイパフォーマンスカーファンにとって見逃せないものです。

【参照】https://www.carscoops.com/

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