テスラ、ドイツ製モデルYの納入を延期か

テスラ

テスラは、ドイツのギガ・ベルリン=ブランデンブルク工場で新たに生産されるテスラ・モデルYパフォーマンス・カーに問題があるかもしれない。

テスラの顧客からの多数の報告(TFFフォーラム、Drive Tesla)によると、同社は当初6月下旬に予定されていたドイツ製(MIG)車の納品をキャンセル/延期している。

テスラは最近、MIGテスラモデルYを週1,000台というマイルストーンに到達し、限られた能力で稼働している工場の赤字を止めるために、できるだけ早く増産することに忙しくなっていた。

そんな中、納車停止に関する報道は、何らかの問題があることを示しています。知る限りでは正式なリコールや声明はないようですが、記事によると根本的な原因は駆動ユニットに関係しているのではないかと言われています。詳細は不明ですが、一旦不具合が発生すると走行できないとのことです。

Tesla_Adriによると、報道によると、顧客は新車を数週間(少なくとも7月中旬まで)待つことを強いられるかもしれないとのこと。

もし本当にハードウェアに問題があるのなら、テスラは解決策を見つけ、不具合のある部品を生産して交換する必要がある。ここでは、無線(OTA)ソフトウェア・アップデートはできないのだ。

これまでテスラが納車したMIG Tesla Model Y Performanceの台数は不明だが、4桁の低い数字である可能性が高い。

Drive Teslaは、ノルウェーの3週間前のMIG Teslaも「同じ問題」に見舞われ、オーナーによれば、車は運転できない(必要な部品を待っている)ことを指摘している。

この問題はおそらく、テスラ・ギガ・ベルリン・ブランデンブルク工場の立ち上げ全体に影響すると思われます。モデルYのパフォーマンス版だけでなく、すでに一部の顧客からロングレンジAWD版の納期予定が遅れているとの報告を受けているためです。

ドイツにあるテスラの工場には不運があったようで、許可証の不備による数ヶ月の遅れの後、今度はスムーズな立ち上げを妨げる別のハードルができてしまったようです。

特に中国工場は(再整備のために)また一時停止する見込みなので、テスラが問題を迅速に診断して生産を継続できることを祈ります。

【参照】https://insideevs.com/

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