ベントレー・バカラル、生産完了に向けカラーバリエーションを拡充

ベントレー

2年以上前に発表されたBentley Bacalarは、”2シーターのオープンエアーのラグジュアリーを究極に表現したモデル “です。世界最古のコーチビルダーであるMullinerがデザインしたこのモデルは、同スタジオがコーチビルダーに復帰したことを示すものでした。マリナーは現在、バカラの生産終了を間近に控えており、これにより同部門は間もなく明らかになる新しいプロジェクトに注力することができます。

マリナーは、顧客がデザインした独自のカラーをまとった計12台を組み立てる予定です。8台はすでに新しいオーナーに引き渡され、最後の4台は現在、クルーにあるマリナーのワークショップで組み立ての最終段階に入っています。機械的な生産から、”オーナーの希望に沿ってバカラ1台1台を作り上げるための長く、信じられないほど細かいプロセス “まで、1台あたり約6カ月を要します。

Bentley Bacalarのカラー

Bentleyは、無数のカスタマイズオプションを強調するため、オープントップのグランドツアラーにはこれまで見られなかった数種類のカラーを採用したBacalarを展示します。また、今年のGoodwood Festival of Speedに参加したBacalarは、Bentleyの会長兼CEOであるAdrian Hallmarkから新しいオーナーに引き渡されたことも紹介されています。このクルマはサンセットオレンジカラーで仕上げられ、カスタマイズされた22インチホイールが装着されていました。

「Bacalarのデザインは想像力の訓練であり、実質的にすべての内・外装の素材、色、仕上げはオーダーメイドです」とBentleyのカラー、素材、仕上げ担当のMaria Mulderはコメントしています。「Bacalarに籾殻灰と合成した大胆なYellow Flameエクステリアペイントを施すか、Bentleyの伝統を反映したより繊細なMoss Greenを施すか、職人による独自のパイピングを開発するか、独自のファブリックブレンドを共同開発するか、個人のスタイルに関係なく、Bacalarはこれらのすべての機会を提供しています」。

ボンネットの下のエンジンも同様に注目に値するもので、Bentleyは6.0リッターW12を手作業で製造しています。最新の進化を遂げたこのエンジンは、650馬力(485キロワット)、667ポンドフィート(900ニュートンメートル)のトルクを発生します。2003年の初代ベントレーW12と比較すると、2016年にSUV「ベンテイガ」に導入された最新バージョンは、出力が最大27パーセント、トルクが38パーセント向上し、排出ガスが28パーセント削減されています。

【参照】https://www.motor1.com/

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