これが、中国・成都モーターショーで、オール電化クロスオーバーの究極版として発表された「2023 Smart #1 Brabus」である。
ブラバスは主に独立したチューナーやアフターマーケットのスペシャリストですが、アップグレードされたクロスオーバーの制作にあたっては、スマートと直接協力したそうです。中国以外の市場で提供されるかどうかは、まだ不明です。
ブラバスとスマートは、最高出力154ps、最大トルク147lb-ft（200Nm）の電気モーターをフロントに搭載し、リアアクスルに搭載される標準の268ps、253lb-ft（343Nm）のモーターと同時に動作するように改造を開始しました。これは、このサイズのクロスオーバー車としては本格的な数値であり、#1 をわずか 3.7 秒で時速 62 マイル（100km）に到達させるのに十分な性能である。
ブラバスは、通常のスマート#1と同じ66kWhのバッテリーパックを使用しているため、航続距離は通常の273マイル（440km）より若干短くなることが予想されます。
ブラバスは通常、ワイルドなボディキットを装備していますが、このスマート#1では驚くほど控えめなデザインになっています。ボンネットの下に追加されたエアインテーク、特徴的なフロントエアカーテン、シルバーとブラックのツートンカラーの新型ホイール以外は、スタンダードモデルとさほど変わらないように見えるのです。ブラバスモデルは、マットグレーにサイレントブラックとレーザーレッドを組み合わせた3トーン塗装で仕上げられます。また、ブレーキキャリパーはレッドで仕上げられています。
さらに、ヘッドレストのブラバスブランド、アルカンターラとレザーで覆われたステアリングホイール、赤いコントラストステッチなど、#1のキャビンにさらなる改良が加えられています。
Smart #1 Brabusの中国での価格は279,000元（40,600ドル）からとなり、エントリーモデルの#1のスタート価格190,000元（27,649ドル）から大幅に引き上げられました。
【参照】https://www.carscoops.com/2022/08/2023-smart-1-brabus-packs-a-422-hp-punch-despite-subtle-looks/
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