ダッジチャージャーデイトナSRTストライカーレッド、9つの出力を搭載してSEMAに初出展

ダッジ

ダッジは8月中旬、いわゆるスピードウィークで「チャージャー・デイトナSRTコンセプト」を発表しましたが、今回、ラスベガスで開催された2022年のSEMAショーにアップデート版を持ち込んできました。このオール電化マッスルカーは、ストライカーレッドの3色塗装にブラックのルーフを備え、305mmのドラッグラジアルを巻いた18インチのカーボンファイバーホイールに乗っています。さらに、標準モデルであることを示す「Stage 2」バッジが内外装に装着されています。

このコンセプトモデルの発表と同時に、ダッジは技術的な仕様についても発表しました。400Vのレギュラーモデルでは、以下の出力から選択することになる。455ps(340kW)、495ps(370kW)、535ps(400kW)、590ps(440kW)、630ps(470kW)、670ps(500kW)です。800ボルトのSRTバンシーのモデルには、さらに3つの出力が用意され、800psを超えるヘルキャットの現行モーターに呼応するように、さらにパワーアップされる予定です。

ダッジ チャージャー デイトナ SRT ストライカー・レッド・コンセプト

一方、通常のチャージャーデイトナSRTには、先ほどのキロワット単位の出力量に基づき、340と440のトリムクラスが設定されると聞いています。それぞれのクラスで、2種類のeStage Kitのパワーレベルが、簡単な無線通信による購入で利用できるようになる予定です。興味深いことに、ダッジはDirect Connection Stage 1とStage 2のパフォーマンス・アップグレードをアンロックするために、ダッシュボードにはめ込む「クリスタル」キーを開発したのだそうです。

SEMAのビデオ・ディスプレイ・ウォールでは、9種類のペイントと同じ数のホイールでゼロ・エミッションのマッスルカーを展示しています。さらに、ダッジはチャージャー・デイトナSRTに9種類のダイレクト・コネクション・アップグレードを施し、10年半ばまでに発売される市販モデルの内容をより深く理解できるようにしています。

また、SEMAでは、フラッツォニック・チャンバード・エグゾーストに対する参加者の意見を調査しています。寄せられた意見は、「世界初のBEV用エグゾーストシステム」として市販車への搭載に向けた微調整に役立てられます。

【参照】https://www.motor1.com/news/619477/dodge-charger-daytona-srt-stryker-red/

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