ルノー、アルピーヌが2つの大型EVを搭載して米国に登場する可能性があると発表

アルピーヌ

念のためお伝えしておきますが、アルピーヌは今後数年のうちに純粋な電気自動車メーカーへと変貌を遂げる予定です。上のティーザー画像にあるように、ルノーのパフォーマンス・サブブランドは、”ドリーム・ガレージ “の一環として、すでに3台のEVを発表しています。まず、2025年発売予定の新生ルノー5のホットハッチ派生モデルで幕を開ける予定です。それに続くのが、スウーピー・クロスオーバーと、ミッドエンジンのA110を間接的に置き換えるスポーツカーです。

今回のニュースは、さらに2つの大型モデルが10年後半の発売に向けて準備中であることだ。ルノー・グループCEOのルカ・デ・メオは、Automotive News Europeに対し、2027年に中型スポーツ用多目的車が市場に投入される予定で、その1年後に大型SUVが登場する予定であると語った。さらに、これらはルノー・日産・三菱のアライアンス内、もしくは “EVのリーディングカンパニー “が開発するプラットフォーム上に搭載されると述べている。

2023年 アルピーヌ A110 R

親会社のルノーは、ジーリーと組んで、19,000人を雇用して内燃エンジンとハイブリッドパワートレインを開発・製造する50:50の新しい合弁会社を設立したことを念頭に置いておこう。中国の自動車コングロマリットは、ボルボとポールスターを所有しているため、EVの専門知識も持っています。また、先ほどの電動スポーツカーは、吉利汽車傘下のロータスと共同開発することも重要なポイントです。

この2つの大型車が、アルパインのグローバル展開のカギを握ることになる。F1のルノーのファクトリーチームがアルパインに改称された2021年以降、欧州以外での露出が増えている。Netflixの「Drive to Survive」の影響もあり、アメリカではF1の人気が高まっており、ルカ・デ・メオは、北米では2台の大型EVが理にかなっていると考えている。

また、アルピーヌは、10年後までに年間販売台数の15%をヨーロッパ以外から導入することを目標としているため、中国への参入の可能性も検討されています。ルノー・グループのトップは、旧大陸以外での販売は最終的に全体の50パーセントに達する可能性があると述べています。

【参照】https://www.motor1.com/news/621056/alpine-united-states-entry-considered/

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