アウディ、2026年までに20車種以上の新車投入を決定

アウディ

アウディのデザインチーフであるマルク・リヒテによると、アウディは今後数年のうちに、これまでで最も野心的な製品計画を発表する準備をしているとのことです。この計画では、電気自動車や既存の内燃機関モデルの後継車など、20車種以上の車を発表する予定です。

リヒテは、英国Auto Expressの独占インタビューで、「私たちはEVとICEモデルの後継車に取り組んでいます」と述べています。今後2年半の間に20車種以上という、アウディ史上最大の製品投入が控えています。そのため、今後数年間の最後のショーカーとなるActivesphereコンセプトのような車に注力し、量産に専念できるようにしています。”

アウディ・アクティブスフィア・コンセプト

この声明は、完全な電動化への移行を重視するブランドの姿勢と、すでに公開テストが行われているA6 E-Tronや、新たに発表されたAudi Activesphere Conceptに見られるように、新世代の電気自動車の重要性を浮き彫りにしています。

Activesphereコンセプトは、アウディのモビリティの未来像において重要な意味を持つ車です。スフィア」コンセプトの最後を飾るこのクルマは、ピックアップに変形できるラグジュアリークーペとして設計されており、汎用性とテクノロジーを融合させるアウディの能力を示しています。同社によると、Activesphereには実現まで数年かかるかもしれないアイデアや技術が詰め込まれていますが、将来のハイテク車の可能性を浮き彫りにしています。

このコンセプトは、アウディのスポーツバックとオールロードを組み合わせた魅力的なデザインを誇り、SUVのようなEVを作り出しています。また、アダプティブダンパー付きエアサスペンションなどの先進技術を搭載し、地上高を1.57インチ(40mm)向上させることが可能です。また、エクステリアデザインには、垂直スタッドとメタルストリップを採用し、追加された高さを視覚的に高めています。

アウディは、2033年までにICEエンジン搭載車を廃止するために、2026年からEVのみを導入することをすでに発表しています。また、2029年までにすべての工場でゼロエミッション車を製造し、その過程で約5億ユーロを投資して、世界中でEV生産のための従業員を育成する構えです。

【参照】https://www.motor1.com/news/640600/audi-20-new-cars-2026/

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