フェラーリ・ポルトフィーノM、新たにローマ・スパイダーの導入に伴い生産終了へ

フェラーリ

フェラーリは、エントリーモデルのハードトップ・コンバーチブル「Portofino M」を廃止することを発表しました。このニュースは、フェラーリの広報担当者がRoad & Trackに確認したもので、同社が新たに導入したRoma Spiderが、イタリアンブランドのラインアップにおけるエントリーレベルのドロップトップとして引き継がれると述べています。

数日前に発表されたFerrari Roma Spiderは、3.9リッターV8ツインターボを搭載し、612馬力と561ポンドフィートのトルクを発揮するのが自慢です。Portofino Mとは異なり、Roma Spiderは伝統的なファブリックルーフを装備しており、現行モデルの折りたたみ式ハードトップよりも大幅に軽量化されています。ポルトフィーノMと同様に、ローマも2+2のシート構成となっています。

フェラーリ ローマ・スパイダー

2017年に登場したポルトフィーノに続き、2020年に登場したのがフェラーリ・ポルトフィーノMだ。以前は「カリフォルニアT」と呼ばれ、最初はただの「カリフォルニア」だったのだが、その系譜は2008年にまでさかのぼる。453psを発揮する自然吸気4.3リッターV8エンジンの導入に伴い登場した。

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2014年にカリフォルニアの車名に「T」の表記が追加され、2つのターボチャージャーが追加され、出力が552psに向上したことを表す。その後、車名を「ポルトフィーノ」に変更し、出力は591psに向上した。その後、出力を612psに高めた「ポルトフィーノM」が発売されました。

これらの数値とネーミングの改良にもかかわらず、ポルトフィーノMとその先代は、フェラーリのスポーツカーといえば、決して上位に位置するものではありませんでした。ローマ・スパイダーは、その後継にふさわしいモデルなのだろうか。ローマが絶賛された全体的なデザインだけでなく、ローマ・スパイダーは2シータースポーツカーの後継にふさわしいと私たちは考えています。

ちなみに、ハードトップモデルの場合、時速62マイル(時速100km)までは3.4秒、時速124マイル(時速200km)までは9.3秒、最高速度は320km/h(199mph)だそうです。

【参照】https://www.motor1.com/news/657966/ferrari-portofino-m-discontinue-make-room-roma-spider/

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