BMW、Z4ツーリングクーペを50台限定で生産する可能性が浮上

BMW(ミニ)

現行Z4はまともなクルマでありながら、あまり大きく取り上げられることはありませんが、BMWはこの週末、ヴィラ・デステでコーチビルド・クーペの派生モデルを発表し、再び話題となりました。

BMW Concept Touring Coupeと名付けられたこのワゴンバック型2シーターは、1940年のMille Migliaレースの優勝車からインスピレーションを得ているようですが、私たちには1990年代後半のZ3 M Coupe「Clown Shoe」を2020年代にアレンジしたような、それほど凶暴ではない車に見えます。

いずれにせよ、Z4はすでに5年前のモデルであり、ロードスターは少量しか販売されていないため、BMWがクーペのフル生産に乗り出すことはないだろう。しかし、このコンセプトの虜になったBMWファンにとって朗報なのは、BMWがごく少量の生産に踏み切ることを検討しているようだということです。

Motor1は、BMWグループ・デザイン・ディレクターのエイドリアン・ヴァン・ホイドンクが、ヴィラ・デステ・コンコルソ・デレガンツァでジャーナリストたちに語ったと伝えている。

「しかし、コモ湖に出航する前に、もし十分な関心があれば、検討してみるという合意をしたんだ。それは、50台程度の非常に少量生産のバージョンになるかもしれません”

Van Hooydonkによると、BMWはすでにコモ湖でのイベントに参加する複数のお金持ちの訪問者から真剣な関心表明を受けているとのことで、結局Z4ワゴンが道路に出る可能性もあるようです。また、BMWが以前にも似たようなことをしていることを忘れてはならない。昨年の3.0 CSLアニバーサリースペシャルは、基本的にBMWが2015年にヴィラ・デステで見せた3.0 CSL Hommageの生産バージョンで、生産台数は50台に抑えられていた。

しかし、もしBMWがZ4クーペの少量生産にゴーサインを出したとしても、それはBMWの自社チームが製造を行うわけではないだろう。BMWの工場は大規模生産に対応しており、50台という小規模な生産には対応できないため、ミュンヘンの社長は外部の企業と契約して作業を行うことになる。

そのため、ミュンヘンの社長は外部企業に仕事を依頼することになる。その専門的な仕事の性質上、1台あたりの価格は、北米のエントリーモデル「Z4 sDrive」の52,800ドルの5倍、Z4ロードスターの最高級モデル「M40i」の382ps(388PS)の65,300ドルの4倍となる可能性があるという。Mのブランドや血統を持たないBMWとしては大金だが、仮に25万ドルだったとしても、Z4クーペは3.0 CSLの3分の1程度の価格である。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/05/bmw-could-build-limited-run-of-50-z4-touring-coupes/

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