ランチア、イプシロンのインテリアを予告

ランチア

2月に発表される新型イプシロンによって、ランチアの再生は数週間後に迫っている。このブランドはこの10年間、糸にぶら下がっているような状態だった。

そのため、ランチアは新型インフォテイメントシステムS.A.L.A.(Sound Air Light Augmentation)のティーザーを公開した。S.A.L.A.は「直感的で楽」な操作を目指して設計されており、ユーザーはスクリーンに触れたり、音声で操作することができる。

SALA」はイタリア語でリビングルームを意味し、「どこに行ってもくつろげる」という同社の目標が反映されている。ランチアは現時点ではあまり具体的なことには触れていないが、2つの高解像度ディスプレイと、完全にカスタマイズ可能なウィジェット重視のソフトウェアが期待できるとしている。また、ダッシュボードの上部には、Amazon Echoのような雰囲気を醸し出す照明付きのオーブが見える。

あまり見るべきものはないが、これまでのスパイ写真から、イプシロンにはフラットボトムのステアリング・ホイールの後ろに独立したデジタル・インストルメント・クラスターが搭載されることが分かっている。右側にはワイドスクリーンのインフォテインメント・システムがあり、いくつかの専用コントロールを備えている。

さらにその下には、物理的なスイッチ類とトレイ状のテーブルが並んでいる。後者には、スマートフォンのワイヤレス充電器が設置される予定だ。

ランチアは具体的な情報にはあまり触れていないが、イプシロンがハイブリッドと電気自動車の両方のパワートレインを搭載して2024年に発売されることは以前に確認している。最初のモデルは電気自動車のイプシロン・カッシーナ・エディションで、1,906台の限定生産となる。

詳細は伏せられているが、Pu+Ra HPEコンセプトには、モーター、バッテリー、サスペンション、ブレーキなど、新型イプシロンの「技術モジュール」が使用されている。とはいえ、噂によれば、電気自動車には154馬力(115kW / 156PS)のモーターと51kWhのバッテリーが搭載され、航続距離は約248マイル(400km)になるという。

来年早々には詳細が明らかになるだろうが、ランチアは3つの新型モデルからなるラインナップを含め、将来に向けて大きな計画を持っている。イプシロンは2024年に登場し、他の2モデルは2026年と2028年に登場する予定だ。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/12/lancia-teases-ypsilons-interior-pretends-we-havent-already-seen-it/

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