ゼネラルモーターズは、日本のバイヤーが特別仕様車を好むことを知っており、日本限定でシボレー・コルベットの2つの新バージョンを発売した。エディションCERV Iは実験的コンセプトから、ヘリテージ・エディションは1953年のC1コルベットからインスピレーションを得ている。
CERV Iは、1959年に登場したシボレー初の実験研究車である。このミッドシップ・シングル・シーターは、コルベットの父としても知られるゾーラ・アルクス=ダントフによって開発された。C8コルベットの新型CERV Iエディションは、シルバーフレアメタリックにブルーのストライプを配し、コンセプトカーのカラーリングを模している。また、エッジ・イエローのブレーキ・キャリパーがブラックの5本スポーク・ホイールとコントラストをなしている。インテリアは、ジェット・ブラックとネイビー・ブルーの組み合わせ。
シボレーC8コルベット・ヘリテージ・エディションは、1953年に登場した初代アメリカン・スポーツカーにインスパイアされている。最もわかりやすいのは、C1の特徴的な要素であるアドレナリン・レッドのインテリアだ。シボレーのデザイナーは、エクステリアに日本市場初となるシーウルフグレー・トライコート仕上げを採用し、グロスブラック仕上げの20インチ鍛造アルミホイールと組み合わせた。
この特別仕様車では、標準仕様のスティングレーと比較してパフォーマンスのアップグレードは行われず、最高出力495ps(369kW / 502PS)、最大トルク470lb-ft(637Nm)を発生する自然吸気6.2リッターV8エンジンが維持される。
エディションCERV Iとヘリテージ・エディション・コルベットは、すでに日本のシボレー・ディーラー・ネットワークを通じて販売されている。ゼネラルモーターズは、クーペ15台、コンバーチブル5台の計40台の右ハンドル車を用意する。
クーペの価格は、エディション・サーヴIが15,100,000円(102,119ドル)、ヘリテージ・エディションが17,400,000円(117,674ドル)、希少なコンバーチブルは18,900,000円(127,818ドル)である。標準モデルのコルベット・スティングレイは、日本では14,200,000円(96,032ドル)から。
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