ランボルギーニの工場でフェラーリSF90ストラダーレは何をしているのか?

フェラーリ

サンタアガタにあるランボルギーニの工場にフェラーリが出入りするのを見るのは、毎日見るものではありません。しかし、これはイタリアのYouTuber、Varryxがいつものスクープ動画のために門の外で待っている間に目撃し、フィルムに収めたものです。

カメラは、カモフラージュされたランボルギーニのプロトタイプやブランドの他の生産モデルではなく、アセット・フィオラノ・パッケージを装着した赤いフェラーリSF90ストラダーレが、異なるドライバーとともに何度もサンターガタの工場に出入りするのを捉えました。ランボルギーニの最大のライバルであるフラッグシップ・スーパーカーには、テスト用の電動化車両であることを示すステッカーがドアにきちんと貼られていた。

フェラーリのモデルがランボルギーニによってテストされたことはこれまで一度もないが、イタリアのブランドはSF90ストラダーレを、今後登場する新世代のスーパーカーの1台に対してベンチマークしているのだと推測される。なにしろランボルギーニは、アヴェンタドール、フラカン、そしてフェイスリフトしたウルの後継モデル用にプラグインハイブリッドパワートレインを開発しており、いずれも2024年までにデビューさせ、2028年にランボ初のEVに道を開く予定なのだ。

2019年に登場したフェラーリSF90は、4.0リッターV8ツインターボと3つの電気モーターを搭載し、合計出力は986ps(735kW / 1,000PS)。現行のフェラーリシリーズで最速の車両であることから、0-100km/h加速は2.5秒以下、最高速度は340km/h(211mph)である。

ランボルギーニは、アヴェンタドールに代わる次期ミッドエンジン・フラッグシップに、新しいハイブリッドV12を搭載することを確定した。V12エンジンを搭載したラ・フェラーリに始まり、V8エンジンを搭載したSF90(ストラダーレ、スパイダー)、最近ではV6エンジンを搭載した296(GTB、GTS)と進化してきたフェラーリの実績から学ぶべきことは多いだろう。後者は、ランボルギーニが強力なフラカンの後継車のベンチマークとする可能性が高いので、利用することもできる。

【参照】https://www.carscoops.com/

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