フェラーリ・デイトナSP3は、実物を見ることはもちろん、所有することもほとんど不可能な車です。アマルガム・コレクションのデザイナー、エンジニア、アーティストのおかげで、フェラーリの極めて稀なスーパーカーを味わえる可能性が少しばかり出てきたのです。1/8スケールでです。
アマルガム・コレクションは、世界で最も精巧な自動車レプリカの制作で知られており、現在フェラーリ・デイトナSP3の制作に取り組んでいます。このモデルはプロトタイプの状態で、外装、内装、クラムシェルの下を緻密に再現しています。1/8スケールでこれだけのディテールが再現されているのですから、正直言って驚きです。フロントは、六角形の模様まで再現されたメッシュのロアグリル。ダッシュボードから伸びるステアリングホイールとパドル＆スイッチ類も完璧にマッチング。開閉する二面体のドアには、ラッチまで付いています。
アマルガム 1/8スケール プロトタイプモデル フェラーリ デイトナ SP3
エンジンカバーの下には、デイトナSP3のV型12気筒エンジンも精密に再現されています。小さなホースクランプやナット、ボルト、そしてエンジンルームの開口部にはメッシュグリルが追加されています。エンジンカバーの開口部には小さな支柱があり、SP3の背面を構成する特徴的な縦棒も完璧に配置されています。まだくすんだ白のままでも、すぐにでも走り出せそうな雰囲気です。1/8サイズに縮めればいいんですけどね。
このプロトタイプは、6月に完成し、フェラーリの承認を得ています。現在、初回生産分の最終的なディテールワークが進行中だが、単に塗料を混ぜればいいというものではない。アマルガムによると、各モデルには何千もの部品が使われており、フェラーリの最終承認を得てから量産が開始されるとのこと。それでも、199台のデイトナSP3が作られるだけだ。
価格情報は提供されていませんが、アマルガム社のレプリカは決して安くはありません。同様の1:8スケールのフェラーリは現在約20,000ドルで販売されているが、こうした自動車芸術を楽しむ手段を持つ人々のために、同社は現在アマルガムのウェブサイトで「興味を示してください」と購入者を募集している。
【参照】https://www.motor1.com/news/606554/ferrari-daytona-sp3-scale-model-coming-soon-amalgam/
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