マクラーレンP1後継モデル、新型V型8気筒を搭載との報道

マクラーレン

マクラーレンP1が誕生してから10年以上が経過したとは信じがたいが、このハイブリッド・ハイパーカーは昨年、2桁に乗せた。つまり、マクラーレンの伝統を打ち破る後継車が登場する時期が来たということだ。Automotive Newsによると、マクラーレンの幹部は先週ラスベガスで開催されたカンファレンスで、コードネーム「P18」と呼ばれる新型ハイパーカーの情報をディーラーに提示したという。最も注目すべきは、新しいV型8気筒エンジンだろう。

V型6気筒エンジンを搭載したアルチュラとサーキット走行専用のV型10気筒ソルスを除き、マクラーレン・オートモーティブの現代版では常にV型8気筒ツインターボが採用されてきた。1990年代の日産レーシングエンジンから派生したこのV型8気筒エンジンは、3.8リッターと4.0リッターの2種類があり、MP4-12Cから今日の750Sまで、すべてのモデルに搭載されている。このV型8気筒エンジンは、日産にとって批判の的となっている。多くの異なるモデルを製造しているが、広く共有されているエンジンの結果、どれも似たように感じられる。

あるディーラー関係者がAutomotive Newsに語ったところによると、P18のV型8気筒エンジンは、旧型のV型8気筒エンジンやArturaの120度V型6気筒エンジンとは無関係の「新設計」だという。P18では、V型8気筒はハイブリッドシステムと組み合わされ、アルチュラに搭載されているものよりも70%軽量化されているようだ。出力は1,000馬力以上になるはずだ。

このクルマは、マクラーレンのトレードマークであるディヘドラルドアをやめてガルウィングドアを採用し、アクティブスプリッターやリアウィングなど、さまざまなエアロディテールが施されている。また、ルーフに取り付けられたシュノーケルや、V型8気筒エンジンに燃料を供給し冷却するためのバットレスの切れ込みもある。マクラーレンは最近、新しいデザイン言語をプレビューし、1990年代のF1にインスピレーションを得ているが、P18は2シーターとなる。

Automotive Newsによると、このクルマは2026年前半にアメリカに到着し、価格は200万ドル前後になるという。以前、我々はこの車が年内にデビューする可能性があると報じた。

【参照】https://www.motor1.com/news/717188/mclaren-p1-successor-new-v8/

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