2024年型アウディQ8 e-tronは、クールな雰囲気を漂わせるSUVだ。それが、何日か試乗した私たちの主な感想だが、完璧な体験ではなかった。このオール・エレクトリックSUVで走り出す前に、私たちはこのクルマについて皆さんが知りたいことを尋ねました。
乗り心地は静かでスポーティ？
通常、この2つの乗り心地は相反するものだ。Q8 e-tronの場合、その両方を高いレベルで達成している。私がこれまで乗った中で最も静かなクルマではないが、路面や外界からのノイズをいかに遮断するかという点では平均をはるかに超えている。
裏を返せば、コーナーでの実力は必要以上に高いということだ。また、スポーティなキャラクターを維持しながらも、日常道路では過度な剛性感や過酷さを感じさせない。完璧なクルマなど存在しないし、EVとしてはQ8 e-tronは決して速いとは言えないが、ほとんどのドライバーが楽しめるような健全なバランスを保っている。
リジェンブレーキはワンペダルドライビングに近いのか？
もちろんだ。多くのEVと同様、ステアリングホイール後方のパドルシフトで選べるさまざまな回生設定がある。実際、完全なワンペダルドライビングモードでないときでも、Q8 e-tronはレーダーシステムを使って、渋滞に差し掛かったときに自然かつスムーズにクルマを減速させる素晴らしい仕事をしてくれます。
実走行距離は？
EPAによると、アウディQ8 e-tronの航続距離は最大285マイル（459km）。私たちは完全にエネルギーを使い果たしたわけではなかったが、本当にもう少しだった。私たちは、あなたがずっと時速80マイルで爆走していない限り、この285マイルのどれもが可能だと言いたい。
フルレビューで述べたように、私たちは30マイルの旅でわずか7マイルの航続距離を失った。その前の97マイルの走行では、1kWhあたり平均2.3マイル、約77.5MPGeで、EPAの数値である複合81MPGeにかなり近い。
IPメーターにスクリーンがあるダブルコンソールのスクリーンについてどう思いますか？多すぎますか？バラバラに感じますか、それとも自然に感じますか？
正直なところ、個人的にはバラバラに感じる。にもかかわらず、これはアウディ以外にも見られる傾向だ。例えば、ジープとスバルは、一部のモデルで同じようなレイアウトのデュアルスクリーンを採用している。
使い勝手の面では、Q8 e-tronはスクリーンをおそらく可能な限りうまく活用している。上部のスクリーンにはインフォテインメントに必要なほぼすべての機能が集約され、下部のスクリーンは空調コントロール専用となっている。それを少し台無しにしているのは、いくつかの選択肢が混乱しているように感じられることだ。例えば、シート調整用のコントロールはシートにあるが、他のコントロールは上部のインフォテインメント・スクリーンに隠されている。
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