次期フォルクスワーゲン アトラス、アトラス・クロススポーツが2026年に登場

フォルクスワーゲン

フォルクスワーゲンの世界では現在、電気モデルに注目が集まっているが、アトラスとその小型兄弟車であるアトラス・クロススポーツは、依然として燃焼式である。もしAutomotive Newsの報道が正確なら、それは数年先のことになるだろう。

フォルクスワーゲンは2026年にアトラスとアトラス・クロススポーツを再設計する予定だという。その時期がデビューの時期なのか、販売開始の時期なのかは不明で、この情報のソースについても触れていない。Motor1.comは、VWに追加情報を求めて問い合わせを行った。

2024 フォルクスワーゲン アトラス

2026年モデルのアトラスということは、デビューは2025年ということになる。現行モデルがリフレッシュされたばかりであることを考えると、非常に素早い展開だ。VWは2023年2月に2024年型アトラスを発表し、つい最近ディーラーに並べたばかりだ。そのため、2026年に次世代モデルがデビューし、2027年モデルとなる可能性がある。そうなると、現行モデルの生産期間は9年となり、動きの速いSUVの世界では確かに長い。

それはまた、アトラスの購入者がボンネットのエンジンスワップにどう反応するかを確認するための、もう少し長い時間をVWに与えることになる。3.6リッターV6がなくなり、代わりに269馬力と273ポンドのトルクを発生するターボチャージャー付き2.0リッターが搭載された。8速オートマチック・トランスミッションで前輪または4輪を駆動し、電動化は見られない。増え続けるID車のポートフォリオの中で、3列シートのアトラスと2列シートのアトラス・クロススポーツは、アナログの境界線上にある。

2024 フォルクスワーゲン・アトラス・クロススポーツ

しかし、インテリアにはアナログ的なものはない。2024年に向けたエクステリアのアップデートは控えめだが、VWは新しい10.3インチのドライバー・ディスプレイと12.0インチのセンター・タッチスクリーンを採用し、インテリアをデジタル化した。ワイヤレス電話充電、ワイヤレスのAndroid AutoとApple CarPlay、VWの運転支援技術であるIQ.Driveはすべて標準装備だ。

現在、VWが北米で販売しているEVはID.4のみである。来年にはID.4が発売される予定だ。ID.7セダンは言うまでもない。また、先日ドイツで開催されたIAAモビリティショーで見たように、電気自動車GTIの計画も進行中だ。

アトラスが次世代でも内燃機関のみを搭載するかどうかはまだわからない。両モデルの販売台数を合わせると、アトラスはVWのラインナップの中で2022年に2番目に売れた。しかし、もしアトラスが今回電動化をスキップすれば、業界が完全電動化する前に、ほぼ間違いなくこの種の最後のモデルとなるだろう。

【参照】https://www.motor1.com/news/686186/next-gen-vw-atlas-and-cross-sport-2026/

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