メルセデス、CESでAIインフォテインメントシステムを発表、2025年型GクラスのEVも初公開

メルセデス・ベンツ

ステランティスはCES 2024から撤退したかもしれないが、メルセデスを含むOEMの動きはまだたくさんある。メルセデスは1月にラスベガスでAIを多用したインフォテインメント・システムを発表する予定だ。

ドイツの自動車メーカーによると、次世代MBUXシステムは「Hey Mercedes」音声アシスタントを新たなレベルに引き上げるもので、人間のようなインタラクションを実現し、ハンドルから手を離さずに車の機能を操作することが現在よりも苦痛でなくなるはずだと主張している。

メルセデスによれば、CESで発表されるMBUXは自社開発のオペレーティング・システムMB.OS上で動作し、1月の発表時には「いくつかのデジタル革新」を実現するという。今のところ、それらについては多くを明かしていないが、インフォテインメント・セットアップがUnityの高解像度ゲームエンジン・グラフィックスを実行することについては言及している。コンセプト・インフォテインメント・システムと銘打たれているが、これはメルセデスの購入者が間もなく市販車に搭載されるもののプレビューである。

ダッシュボードに見覚えがあるとすれば、それはメルセデスが9月にミュンヘンで発表したコンセプトCLAクラスのもので、1月にラスベガスでAI技術を搭載して北米デビューを果たすからだ。メルセデスによれば、この4ドアクーペコンセプトは、”未来の4台家族の生産に近い洞察 “を提供するものだという。

9月にメルセデスは、CLAシリーズには4ドアクーペの他に2台のSUVとシューティングブレーキワゴンが含まれると発表した。4台はすべて同じMMAアーキテクチャーで製造され、クーペの航続距離は466マイル(750km)と見積もられていた。

メルセデスがネバダに持ち込む未来のお披露目はCLAだけではない。史上初の電気自動車Gクラスのカモフラージュされたプロトタイプも展示される。しかし、プレスリリースではEQGと呼ぶに止まっており、同社はEQのネーミング戦略をやめる予定だと報じられている。

我々はすでに、燃焼式と電気式のフェイスリフトGクラスのプロトタイプ(下の写真)をスナップしているが、CESでより具体的な技術的詳細が得られ、2025年のモデルイヤーに何が販売されるかのイメージを構築するのに役立つことを期待している。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/12/mercedes-teases-ai-infotainment-system-for-ces-along-with-a-first-look-at-2025-g-class-ev/

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