インフィニティは昨年秋にVision Qeコンセプトを発表したが、今度はカナダで世界初公開する計画を発表した。
2024年にトロントで開催されるカナダ国際オートショーに登場する予定のこのコンセプトは、ブランド初の電気自動車を予告するものだ。日産のグローバル・デザイン責任者であるアルフォンソ・アルバイサがウォークアラウンドを開催する予定なので、それについてもっと知ることができるかもしれない。
とはいえ、最近の報道では、”商品競争力強化 “のために次期市販モデルの発売が延期されたことが示唆されている。その結果、同車は2027年4月にミシシッピ州カントンで生産が開始される予定となっている。
それはまだ先のことだが、スタイリッシュな「Artistry in Motion」デザインを採用したVision Qeコンセプトは、未来を垣間見る有望な一台だ。インフィニティは具体的な内容について口を閉ざしているが、ファストバックのフロントエンドは角ばったデザインで、「デジタル・ピアノ・キー」の照明ユニットを備えている。
さらに後ろに下がると、柔らかな曲線と流れるようなサーフェスがある。このコンセプトには、なだらかに傾斜したルーフに流れるようなウィンドスクリーンもある。さらに、スレンダーなリアライトバーと、「電気モーターのきつく巻かれたコイル」からインスピレーションを得たホイールが加わります。
インフィニティによると、このコンセプトは「エレガントでありながら筋肉質な存在感」を持ち、「将来の市販バージョンが提供する魅力的なオール・エレクトリック・ドライブ」を示唆しているという。同社はまた、このコンセプトのエクステリアはシャドウブルーで、「光沢のあるゴールドのハイライト」とゴールドのイルミネーションとのコントラストが特徴であると述べています。
ビジョンQeコンセプトの他に、QXモノグラフコンセプトがカナダでデビューする。これは、今年後半に2025年モデルとして発表されるQX80のモデルチェンジを予告するものだ。
これまでのスパイ写真によると、市販モデルはコンセプトに忠実で、流線型のボディワークとフラッシュマウントのドアハンドルを備えた大胆なデザインになるという。また、大幅に改良されたインテリアや、最高出力450ps(336kW / 456PS)を発生する新型ツインターボV6も期待できる。
コメント