BMW Z4とロールスロイス・ゴースト、現行モデルで終了か?

BMW(ミニ)

カーポカリプスは数え切れないほどの犠牲者を出したが、中でもコンバーチブルは最も大きな被害を受けている。メルセデスだけでも、AMG GTロードスター、SLC/SLK、Sクラス・カブリオレが死滅している。同社はまた、CクラスとEクラスのカブリオレを統合し、新型CLEクラスのドロップトップにした。

Car&Driverは、BMW Z4はもう1世代も生きられないだろうと報じている。それはまだ分からないが、販売不振を考えれば驚くことではないだろう。

GoodCarBadCarによると、BMWは昨年、米国で1,881台のZ4しか販売しなかった。2022年からは増加したものの、2019年には2,941台が販売されたため、販売台数はかなり減少している。大不況以前はZ4の販売台数が年間1万台前後で推移していたことを考えると、この落ち込みはさらに深刻だ。

もしZ4が本当にダメになるとすれば、トヨタ・スープラの将来に疑問が生じる。スープラもまた、昨年米国で2,652台を販売した比較的少数のモデルである。クーペはロードスターを容易に上回ったが、スープラの販売台数は2022年から50%近く減少した。

BMWに話を戻すと、8シリーズのクーペとコンバーチブルも同様に販売中止となる可能性があるようだ。しかし、内部関係者は同誌に対し、このモデルはグランクーペの形で存続すると語っている。さらに、ポルシェ・テイカンや次期メルセデスAMG GT 4ドアEVと戦うi8が登場するかもしれない。

これらの死は驚くべきことではないが、Car & Driverはアルピナがメルセデス・マイバッハに対抗するために高級化されると報じている。同誌によれば、ロールス・ロイス・ゴーストは消滅し、事実上アルピナB7に取って代わられるという。

もし本当なら、ロールス・ロイスは普遍的な魅力を持つ象徴的なブランドであるため、リスクの高い動きに聞こえる。一方、アルピナはエンスージアスト以外にはあまり知られておらず、ロールスのような反応は得られない。

とはいえ、同誌はロールス・ロイスが超高級車だけでなく、エクスクルーシブ性にも重点を置くだろうと見ている。これには、スペクター・コンバーチブルや、ドロプテイルのような新しいコーチビルド・モデルが含まれる可能性がある。

【参照】https://www.carscoops.com/2024/03/bmw-z4-and-roll-royce-ghost-reportedly-dead-after-this-generation/

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