ジェネシス、ブランドの進化を示すというコンセプトモデル「Neolun」と「GV60 Magma」を発表

ジェネシス

ジェネシスが2つのコンセプトを発表した。Neolunコンセプトは、コーチドア、回転シート、ラジエントヒーティングシステムを備えたハイエンドのラグジュアリートリムを示唆している。もう一方の新型GV60マグマは、ジェネシスの新たなパフォーマンスプログラムを示唆する。

ジェネシスは、これらの車は “ブランドの進化における重要なマイルストーン “であるとまで述べている。Neolunはフルサイズの電気自動車SUVで、シートメタルにいくつかのトリックが施されている。例えば、Bピラーがない。これによりキャビンが開放され、リアヒンジのコーチドアやフロントドアから簡単に乗り降りできるようになった。

ドアトリム、フロア、ダッシュボード、シートバックの輻射ヒーターは、韓国の家庭用輻射暖房システム「オンドル」を思い起こさせる。さらに、フロントシートは回転し、車内での共同体験を可能にする。調整可能なディスプレイは、BMWのリアシート・ディスプレイに似た方法で、リアシートのヘッドライナーから展開される。

このクルマは、決して生産されることのない空想的な機能ばかりだと思わないでほしい。回転シートが米国で採用されるとは思わないが、ジェネシスによれば「Bピラーレス」のコーチ・ドアは市販可能だという。後席エンターテインメント・システムも、ヒーティング・システムも実現可能だ。

マグマ・パフォーマンス・プログラム

ネオルン・コンセプトに加え、ジェネシスはまったく新しいトリムレベルを意味するGV60マグマを発表した。マグマ・パフォーマンス・プログラムは、最終的にはラインナップの全モデルに及ぶことになる。GV60はその始まりに過ぎず、”改良されたバッテリーとモーター技術 “が搭載されている。

それに加えて、独自のエクステリア・ディテール、独自のサスペンション・チューニング、熱力学への配慮が施されている。ノーマルのGV60よりもワイド&ローで、エアインテークがバッテリーの冷却を助ける。インテリアにはバケットシート、レザーシート、ダブルダイヤモンドステッチが採用されている。

GV60マグマに加え、G80マグマ・スペシャルが追加され、”走行性能を向上させたG80の強化バージョン “となる。興味深いことに、ジェネシスは、この新しいパフォーマンス・プログラムがGV60とG80にどれだけのパワーと、まあパフォーマンスを提供するかについて、正確には沈黙している。

興味深いことに、ジェネシスは以前発表したXグラン・ベルリネッタ・コンセプトもパーティに持ち込んだ。もしかしたら、このワイルドなスポーツカー・コンセプトを実際に生産に移すかもしれないという考えへのうなずきなのかもしれない。期待するしかない。

【参照】https://www.carscoops.com/2024/03/genesis-unveils-neolun-and-gv60-magma-concepts-it-says-demonstrate-the-brands-evolution/

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