ジェネシスGV80クーペ、409馬力と27インチスクリーンでデビュー

ジェネシス

ジェネシスは4月、2023年のニューヨーク・オートショーでGV80クーペ・コンセプトを発表し、BMW X6のライバルとなるこのモデルを量産する計画も確認した。ヒュンダイの高級車部門は、10月11日に発売予定の韓国向けロードゴーイング・モデルを発表した。このクーペとSUVのマッシュアップには、従来のスタイルを持つGV80のアップデート・バージョンも加わる。

予想通り、GV80クーペはビッグアップルのショーカーにそっくりで、20インチと22インチの専用ホイールが装着されている。コンセプトカーのスポーティなルーフスポイラーを踏襲し、フラッグシップ仕様にはクワッドエキゾーストシステムが装備される。ジェネシスは初のクーペSUVを販売し、きらびやかなデュアルメッシュのラジエーターグリルと、他のモデルにはないベーリングブルーを含む13色のエクステリアカラーから選択できる。

2024 ジェネシスGV80クーペ

コンセプトと市販モデルの最も大きな違いは室内にあり、後者には27インチのワイドなインフォテインメントが搭載されている。2つのディスプレイを貼り合わせたのではなく、巨大なスクリーンになっているようだ。ギア・セレクターとインフォテインメント・ノブのダイヤルは、BMWのハイエンド製品に見られるような派手なクリスタル仕上げとなっている。コンセプトのバケット・シートは廃止され、レザー張りの快適な3人乗りリア・ベンチ・シートが採用された。

ツートンカラーのステアリング・ホイール、リアル・ウッド・トリム、レザー・シート、アルミニウム・アクセントなど、キャビンはあらゆる角度からプレミアムな雰囲気を醸し出している。センターコンソールには静電容量式タッチクライメートコントロールが装備され、リアシートは必要に応じてリクライニングして快適性を高めたり、実用性を向上させることができる。 インテリアカラーは、3色の新色を含む5色から選択可能: グレイシャー・ホワイト、アース・ブラウン、ボルドー・ブラウン。

技術仕様に関しては、ジェネシスGV80クーペの全長は195.4インチ(4965mm)で、ホイールベースは116.3インチ(2955mm)と余裕がある。全幅は77.7インチ(1975mm)、全高は67.3インチ(1710mm)で、全輪駆動レイアウトと8速オートマチック・トランスミッションを標準装備する。エンジンに関係なく、すべてのバージョンで21.1ガロン(80リットル)の燃料タンクが搭載されている。

このアジアンスーピーSUVの動力源は何かといえば、ベースモデルには最高出力300ps、最大トルク311ポンドフィート(422ニュートン・メートル)のターボチャージャー付き2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンが搭載される。電動スーパーチャージャー付きエンジンは、最高出力409ps、最大トルク405lb-ft(549Nm)を発生する。

ジェネシスは、通常のGV80にも同様のアップデートを施し、来月開催される2023釜山国際映画祭で両SUVを披露する予定だ。

【参照】https://www.motor1.com/news/688711/2024-genesis-gv80-coupe-debut/

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