BMW、来月デビューの新コンセプトとMバリエーションを示唆

BMW(ミニ)

コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステの開催まで約1カ月となったが、すでに大きなイベントになりつつある。BMWはサポーターとしてだけでなく、積極的な参加者として中心的な役割を担い、数多くのニューモデルを発表する予定だ。

BMWは、具体的な内容については口をつぐんでいるが、”海洋的なひねりを加えたスポーティな1台から2輪のロックンロールまで、さまざまな車両の初公開 “を予告している。これは、BMW Motorradのモーターサイクルだけでなく、新しいコンセプトも期待できることを示唆している。

これだけでは物足りないというのであれば、自動車メーカーは “BMW Mは伝統的にコンコルソの開催地周辺で数々の新製品を発表している “と述べている。同社は詳しく説明していないが、最近、M4 CSがクラシック・カー・ショーと同じ5月にデビューするという噂があった。

BMW Mといえば、フランシスカス・ファン・ミールCEOが抽象画家のジュリー・メレトゥとともに20台目のBMWアートカーを発表する。彼女は、6月のル・マン24時間レースに出場するBMW MハイブリッドV8レーシングカーのために、ユニークなルックを創作している。

さらに、BMWはZ8の誕生25周年を祝う。ヘンリック・フィスカーがデザインしたこの象徴的なモデルは、クラシックな507からインスピレーションを得ており、アルミニウムを多用したデザインと取り外し可能なハードトップを特徴としていた。このクルマは瞬く間にコレクターズ・アイテムとなり、生産台数は6,000台に満たなかった。

Z8はジェームズ・ボンド主演の映画『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』に登場し、ヘリコプターを運ぶノコギリで真っ二つに切断されたことで有名だ。このモデルはハッピーエンドにはならなかったが、少なくとも『ゴールデンアイ』に登場したZ3よりは記憶に残る印象を残した。

ボンド映画はさておき、BMWは「伝説のロードスターがコンコルソでさまざまな形でフィーチャーされる」と述べた。2012年に同イベントでデビューしたBMWザガート・クーペのような意味であることを期待したい。

【参照】https://www.carscoops.com/2024/04/bmw-hints-at-new-concept-and-m-variant-debuting-next-month/

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