2023年のボルボXC90後継モデルは、SUVとエステートのスタイリングを融合させる

ボルボ

ボルボは昨年6月、新世代XC90を予告する大型の完全電気自動車SUV「コンセプト・リチャージ」を発表しました。2022年のデビューを目指し、BEVとICEの両エンジンを搭載したスウェーデンのフラッグシップモデルですが、Autocarの新しいレポートでは、その開発状況が明らかにされています。

まずデザインですが、第3世代のXC90は、コンセプトを忠実に踏襲しつつ、いくつかのディテールを減らして製品化される見込みです。具体的には、ドアやピラーのデザインをよりオーソドックスなものに変更したり、LEDライトを細身のものに変更したり、小径のホイールに標準的なタイヤを装着するなどの変更が考えられます。

ボルボの豊かな伝統に敬意を表しつつ、従来のSUV製品とは一線を画すエステート風のプロポーションを維持することが期待されます。この戦略は、エステートが好きで、かつ、SUVの高い地上高やシートポジションを好む購買層を狙ったものです。

ボルボのデザイン部門の責任者であるロビン・ペイジは、このモデルを「新しいタイプの車であり、多用途性の向上と相まって、新しくモダンなプロポーションを示している」と表現しています。ボルボのCEOであるホーカン・サミュエルソンは、以前、V60/V90とそれに相当するクロスカントリーを含む現行のエステートシリーズの小型化を計画していることを認めていました。

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