ポルシェ、2021年〜2022年型「カイエン」のリアアクスルアライメント不良でリコール

ポルシェ

ポルシェは、VWグループに吸収されるまでは、世界トップクラスのエンジニアリングと911を中心に、徹底した独立企業として活動していました。しかし、ポルシェがVWの部品庫を経由するようになって以来、同社の品質管理と信頼性は悪化の一途をたどった。

2021年、2022年モデルのカイエン1,241台がリアアクスルのズレで呼び戻された。フォルクスワーゲングループは、2021年11月、欧州に拠点を置くアウディの顧客からタイヤの早期摩耗や偏摩耗に関する現場事例が多数寄せられたことを受けて、この問題を認識しました。ヴォルフスブルクに本拠を置く自動車の巨人は、2022年1月までこの問題を調査し、”サスペンションのミスアライメントの可能性 “を引き合いに出したのです。

ポルシェはリアエンジンの911スポーツカーで有名になったので、あなたのカイエンは何もミスアライメントであることを期待します。ポルシェの米国部門は、この問題に関連する事故や負傷を認識していませんが、それでもポルシェは、かなりの数のリアタイヤを交換し、カイエンのリアサスペンションを調整するために多額の費用を費やす必要があります。

米国道路交通安全局に提出された書類によると、影響を受ける車両集団は2020年9月16日から同年10月21日までに生産されたものだ。これらの車両の一部は、応力腐食のため、リアアクスルのトレーリングアームのロックナットを交換するリコールが過去に実施されています。ポルシェは、前回のリコールの改善手順にサスペンションのアライメントがもともと含まれていなかったと言及していますが、これは自動車メーカーのエンジニアリングのノウハウからすれば、心外な大失態です。

ここで、少しおさらいをしておきましょう。ロックナットを交換することでアライメントを修正し、リコール対象のカイエンのほとんどをアライメント調整し忘れ、そして今回、アライメント調整されていない車両をリコールすることになったのです。

心当たりは?吹いた。

2月9日に販売店に対して、リアサスペンションのアライメントを点検・調整するよう指示があります。もちろん、さらにリアタイヤをチェックし、偏摩耗が見られる場合は必要に応じて交換するとのことです。一方、お客さまには、3月29日にお知らせが郵送される予定です。

【参照】https://www.autoevolution.com/

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