フェラーリF8トリブートとF8スパイダーが受注終了に

フェラーリ

2021年、フェラーリは11,115台を販売し、マラネロのチームにとって記録的な年となった。V8エンジン搭載モデルの納車台数は前年比34.6%増で、F8トリブトやスパイダーといったモデルの需要が高かったと言ってよいだろう。実は、この2台は昨年ヨーロッパで最も売れた商品だったが、もう注文はできない。

Automotive News Europeは、フェラーリのスポーツカー部門のプロダクトマネージャーであるヤコポ・マルコンが、F8デュオの販売停止を決定したことを認めたと伝えている。公式な説明はまだなされていないが、CEOのベネデット・ヴィーニャは先月、同社が “史上最強のオーダーブック “を享受していると語っていた。そのため、”2023年まで “跳ね馬を忙しく走らせることになる。つまり、2台のクルマの残りの生産台数は、すでに話し尽くされてしまったということかもしれない。しかし、このことはまだイタリアン・ブランドからは確認されていない。

296 GTBの納車が始まり、296スパイダーも間もなく納車されることを考えると、もっともな話だと思います。フェラーリのようなブランドでさえ、厳しい排ガス規制をクリアするためにダウンサイジングと電動化を進めなければならないのだから、プラグインハイブリッドV6モデルは事実上F8を置き換えることになると考えられている。296の新型モデルは、シリンダー数が2つ少ないにもかかわらず、電気モーターがさらなる力を発揮し、よりパンチの効いたモデルになっています。

296GTBの試乗会を開催したヤコポ・マルコンは、F8トリブートとスパイダーの生産は継続すると述べた。しかし、この2台がいつ生産ラインを離れるかは明言しなかった。この2台が生産中止になっても、フェラーリにはV8搭載マシンとしてローマ、ポルトフィーノM、SF90ストラダーレ/スパイダーがあり、さらに次期SUVのプロサングエがある。

さらに、V12エンジンも残すと公言しており、830psのCompetizione / Competizione Aと比較してさらなるパワーアップが約束されている。もちろん、ラフェラーリ後継車のさらなる登場も気になるところだ。

【参照】https://www.motor1.com/

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