マセラティは本日、グラントゥーリズモのオープンカー版であるグランカブリオを2023年に発表することを明らかにした。その発表と同時に、グランカブリオのプロトタイプのオフィシャル写真を初公開した。
現在、モデナの街で開発テストの初期段階に入っているが、先日見たように、カモフラージュの下でもカブリオレの流麗なラインと特徴的なグリルが確認できる。
テールパイプを持つこのクルマは、内燃機関仕様の1台で、完全な電気自動車としても提供される予定だ。パワートレインはグラントゥーリズモ同様、MC20のV6ツインターボをトーンダウンさせたものが始まると予想される。3.0リッターエンジンは最高出力483ps(360kW/490PS)、最大トルク443lb-ft(600Nm)を発揮し、時速62マイル(100km)までわずか3.9秒でロケットのように加速するが、オープンカーにすることによる重量増で、その加速は若干鈍るかもしれない。
同じエンジンの改良版であるグラントゥーリズモは、最高出力543ps(405kW/550PS)、最大トルク479lb-ft(650Nm)を発揮し、時速62マイル(100km)を3.3秒で到達する。そしてマセラティは、グランカブリオにも電気パワートレインを搭載することを確定した。
グラントゥーリズモのフォルゴーレと同様、751ps(560kW/761PS)と996lb-ft(1350Nm)、全輪駆動、そして十分な加速力をもたらすと予想される。800ボルトのバッテリー技術により、急速充電も可能です。
インテリアでは、グランカブリオとグラントゥーリズモの間にほとんど変化はなく、12.2インチのデジタルメータークラスターと12.3インチのインフォテインメントタッチスクリーン、さらに8.8インチのタッチスクリーンが追加されると予想されます。
マセラティは、このプロトタイプとその他のプロトタイプを、公道とサーキットでテストし、来年2024年のモデルイヤーとしてグランカブリオを発表する予定です。
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