マセラティ・グランカブリオ、542馬力のV6でトップレスデビュー

マセラティ

ついに、マセラティ グラントゥーリズモのオープントップバージョンが登場した。この夏、トロフェオ・トリムで登場するグランカブリオは、暗闇から陽光まで13.9秒で駆け抜ける。

これは、グランカブリオがキャンバスルーフを降ろすのにかかる時間で、時速31マイルまでのスピードで可能です。突然の豪雨に見舞われた場合、雨をしのぐにはもう少し時間が必要で、正確には14.1秒である。また、多くのソフトトップが2、3色しかないのに対し、マセラティはブルー、ダークレッド、ブラック、2色のグレーを含む複数の色合いを用意している。エクステリアカラーは6色: Nero Assoluto、Blu Modena、Bianco Astro、Grigio Incognito、Grigio Maratea Matte、そして未指定の色合いのメタリックグリーンだ。

しかし、ルーフを上げたグランカブリオを眺めるために買うわけではない。車のタッチスクリーンを使って、ドライバーは左右のジェスチャーでルーフを操作する。また、前席乗員用のネックウォーマーも標準装備されている。肌寒くなれば、シートから直接温風を3段階のスピード調節で吹き出す。また、全体的に風量を弱めたい場合は、前席の後ろに手動で取り付けるウィンドストッパーがオプションで用意されている。これは、前席の乗員の乱気流を減らすが、後部座席の乗員にとっては事実上使い物にならなくなる。

メカニカルな面では、グランカブリオはソールドルーフの兄弟車であるトロフェオを踏襲している。つまり、3.0リッター “Nettuno “V6の542ツインターボが8速トランスミッションを介して4輪を駆動する。コンバーチブルは220ポンド重くなり、その結果、性能は若干落ちる。とはいえ、もちろん本気で速いマシンの話であることに変わりはない。アクセルを踏み込めば、3.6秒で時速62マイル(時速100マイル)に達する。そのままアクセルを踏み込めば、固定ルーフの兄弟車にわずか3マイル及ばない196マイルがスピードメーターに表示される。

インテリアのレイアウトも同じ。センターには12.3インチのインフォテインメント・スクリーンがあり、デジタル・クライメート・コントロールなどの機能に特化した8.8インチのスクリーンと融合している。ドライバーは12.2インチの計器ディスプレイで車内をモニターし、車載技術にも事欠かない。マセラティ・インテリジェント・アシスト・マルチメディア・システムは、Andriod Autoを頭脳に採用。マセラティ・コネクトは、家庭や自動車向けにあらゆるコネクテッド機能を提供し、幅広いレベル2のドライバー・アシストも利用できる。

2024年型マセラティ・グランカブリオは、発売当初はトロフェオトリムのみの設定となる。マセラティは、2024年夏に北米で発売されるであろう発売日間近に価格を発表する予定だ。それは安価な体験ではないだろう。ハードトップのグラントゥーリズモ・トロフェオは19万ドルからなので、グランカブリオのベース価格が20万ドルを超えることもあり得ない話ではない。

【参照】https://www.motor1.com/news/710350/2024-maserati-grancabrio-debut/

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