新型アキュラZDXタイプS、デジタルスタイリングで注目度アップ

アキュラ(ホンダ)

先週、新型アキュラZDXタイプSが発表されたとき、多くの人がそのデザインに圧倒された。特に、アキュラ初のEVの最高性能バージョンにしては、ルックスが一般的すぎると感じた人が多かったようだ。

そこでデジタル・アーティストのケルソニックが登場し、ほんの少しの変更で世界が変わることを示した。ホイール、サスペンション、ペイント、トリムに手を加えるだけで、彼はZDXをタイプSモデルにふさわしい外観に仕上げることができた。

最もシンプルで効果的な変更は、おそらく塗装だろう。シルバーのコントラスト・トリムをあしらったクルマといえば、高性能なものを思い浮かべることはあまりないだろう。ある種のピックアップトラックや初期のスバル・アウトバックのイメージは思い浮かぶかもしれないが、スポーツ・チューニングされたサスペンションと6ピストン・ブレンボ・ブレーキを備えた500ps(507PS / 373kW)の車両は通常ありえない。

ヒュンダイは、7月にレンジ・トップモデルのNモデルを発表した際、Ioniq 5のグレーのクラッディングを取り払った。

ZDXの場違いなシルバーのトリムをダークグレーにし、それに合わせてボディカラーを微調整し、クロームをすべてブラックアウトすることで、ケルソニックはSUVのかなり抑制されたデザインをよりアグレッシブなものに変えることができた。この変更に加え、車高を下げ、アフターマーケットのホイールを装着した。エキサイティングなマルチスポークデザインは、ノーマルのやや控えめなルックスから一転して歓迎すべきものだが、特徴的なイエローのブレーキキャリパーが、ホイール交換の過程でレッドに変更されたのは寂しい。

もし(ブレーキカラー以外で)何かを変えるとしたら、よりスポーティに見せるために、ボディ同色のグリルの代わりにブラックのグリルにすることだろう。業界がEVのグリルレスデザインに移行していることは理解しているが、これはフォードがマスタング・マッハE GTで行っているような、高性能モデルを示す方法としてタイプSだけに許された特徴かもしれない。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/08/acura-zdx-type-s-spiced-up-with-new-wheels-and-a-paint-job/

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