2024 ポルシェ・パナメーラ、11月24日デビューが正式決定

ポルシェ

ポルシェは4月に新型カイエンを発表したが、年内に予定されているもうひとつの大々的なデビューに向けてすでに準備を進めている。第3世代のパナメーラは、11月24日に開催されるアイコンズ・オブ・ポルシェ・フェスティバルでお披露目され、翌25日と26日には参加者がその姿を確認することができる。ツッフェンハウゼンハウスは、このクルマを既存モデルのフェイスリフトではなく、新世代と位置づけている。

ワールドプレミアを前に、2024年型パナメーラはアメリカ、スカンジナビア、南アフリカ、アジア、スペインでの評価を経て、最終テストが行われている。この “4ドアスポーツカー “には、4種類以上のプラグインハイブリッドパワートレインが設定される予定だ。実際、ポルシェは一部の市場で、このクルマをほとんど電動化されたセットアップのみで販売する意向だ。

パナメーラ・プロダクトラインの責任者であるトーマス・フリームスによれば、現行モデルにはすでに3台のPHEVが搭載されていたが、後継モデルには高性能モデルという形で4台目が追加されるという。ポルシェはこれまでに実施したテストで、プロトタイプは前モデルと比較して最大70%多く電力で走行できたと結論づけている。

すべてのE-ハイブリッドモデルには、より強力な電気モーターが新しいデュアルクラッチ式8速オートマチックトランスミッション(PDK)のハウジングに完全に統合される。電気モーターは25.9kWhのバッテリーパックからエネルギーを得て、11kWの車載充電器で充電することができる。内燃機関に関しては、2025年に発効予定のユーロ7規格に適合するようにすでに設計されている。

利用可能なエアサスペンションセットアップに関しては、ベースのパナメーラには、独立した圧縮と伸縮を特徴とする新しい2バルブショックアブソーバーが装備される。オプションのアクティブ・ダンパー・コントロールは、快適性とドライビング・ダイナミクスを向上させるため、より洗練されたシャシーを備えている。

今年初め、ポルシェは私たちをスペインでの新型スーパーセダン(厳密にはリフトバック)のテストに招待した。そこで私たちは、ツインターボ3.0リッターV6を搭載したエントリーレベルのパナメーラ4と、ツインターボ4.0リッターV8を搭載したターボE-ハイブリッドを試乗する機会を得た。E-ハイブリッドモデルには、140kWの電気モーター(100kWからアップ)と前述の25.9kWhバッテリー(17.9kWhからアップ)が搭載されることがわかった。重量については言及されなかったが、よりがっしりしたバッテリーは約50ポンド(約8.5kg)、派手な新しいサスペンションはさらに45ポンド(約8.5kg)増加している。

11月下旬のUAEでの公式デビューに続き、次世代パナメーラは2024年のある時点で市場に投入される見込みだ。

【参照】https://www.motor1.com/news/686623/2024-porsche-panamera-debut-date/

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