BMWは、2017年に登場した先代モデルに続き、新型M4 CSをリリースする。M4 CSは、BMWが1月に発表したスーパーサルーンM3 CSと足回りの多くを共有し、標準モデルのM4とフラッグシップモデルのM4 CSLの間に位置する。
M4 CSは、標準モデルよりも大幅にパワーアップされる。また、M3 CSと同じxDrive全輪駆動システムも搭載される。M3 CSと同じチューニングがM4 CSにも採用されると予想される。これは、すでにM4 CSLに搭載されているものと同様のパワープラントで、542ps(549PS / 404kW)を出力する。
CSはCSLのような軽量化には踏み切らないだろうが、オリジナルの仕様から数ポンドは削減されるだろう。M3 CSでは、ボンネット、シート、スポイラーなどにカーボンが多用されている。シャシーの微調整、ディファレンシャルの変更、アップグレードされたボディパーツ、スティッキータイヤの追加も同様だろう。
Autocar』は、BMW Mのフランシスカス・ファン・ミール最高経営責任者(CEO)のコメントを引用し、M4 CSは来年半ばにショールームに登場すると述べている。
さらに来年は、BMW Mの中核をなすセダンとM4クーペにもさまざまな微妙な変更が加えられる。BMW M3とM4はどちらもフェイスリフトされる。私たちはすでに、テスト中のフェイスリフトされたM3とM4のプロトタイプをいくつか目撃しており、そのLCIアップデートは、何はなくとも微妙なものになりそうだ。スパイショットは、新しいヘッドライトが搭載されることを示唆しているが、パワーアップが予定されているかどうかはまだわからない。
最後になるが、2025年モデルのM5とM5ツーリングが来年登場することが確認された。M5の新バージョンは、BMWのフラッグシップSUVであるXMに採用されている技術を借用し、史上初のハイブリッド・パワーを搭載する。噂によると、ファスト・サルーンのパワーは最高出力790ps(588kW/800PS)、最大トルク1,000Nm(737lb-ft)程度になる見込みで、これが正確であれば、スーパーカーの領域を侵し始めることになる。
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