テスラ・モデル3にボルスター付きシートを装備した新トリム「スポーツ」が登場

新型テスラ・モデル3には、他のモデルにはない新しいインテリア機能が搭載される予定だ。この発見は、著名なテスラハッカーがコードを深く掘り下げた結果得られたものだ。モデル3のノーマルバージョンとスポーツバージョンの両方に、後部座席の乗員のための新しい安全機能が搭載される。

X（旧Twitter）ユーザーでハッカーの「GreenTheOnly」は、フェイスリフトされたテスラ・モデル3に関する新たな詳細を発見した。現行世代で見られたように、ベースとスポーツを含む複数のトリムレベルが用意される。他のモデルと同じ「パフォーマンス」と呼ばれるかどうかはまだ不明だ。

しかし、確実と思われるのは、スポーツ・バージョンには、横方向のボルスタリングが厚くなった新しいスポーツ志向のシートが採用されるということだ。また、ヘッドレストが3つから2つになったユニークなリアベンチシートも採用される。Greenが公開した写真ではわかりにくいが、リアシートももう少しボルスタリングが強化されるようだ。

digging in some more, random findings.

The refreshed model3 will come in 2 flavors: Base and Sport.
The Sport version will have different front seats with bolstered side support and hdrst.
The refreshed 3 will have different rear bench seat, e.g. middle seat will have a headrest pic.twitter.com/StRZGqdeNw

— green (@greentheonly) October 26, 2023

これは、本格的なパフォーマンス車にとっては小さいながらも重要な要素であり、テスラがこれを追加するのは喜ばしいことだ。興味深いことに、テスラは新しいサスペンションも搭載するようだ。グリーンによれば、アジャスタブル・サスペンションも登場する可能性が高く、少なくともアジャスタブル・ダンパーは車の一部になると予想している。

最後に、モデル3のノーマルバージョンとスポーツバージョンの両方が、後部座席の手動ドアリリースを更新する。フロントシートには、ウィンドウスイッチのすぐ前にある「プルアップ・トゥ・リリース」ハンドルが装備される。後席には、ドアカード収納部の小さなパネルが追加され、そこから手動リリースのプルコードを引き出すことができる。

現世代のモデル3には、バッテリーが切れた場合に簡単にアクセスできるリアドアのリリースがないため、これもうれしい追加となるだろう。これは過去の問題であり、この動きがその問題を解決する一助となることを願っている。