ジープのハリケーン・ターボ6がV8を上回る経済性とパワーを実現

ジープ

業界全体が電動化を推し進める時代に、ステランティスは3.0リッターハリケーン・ターボの直6を発表して話題を呼んだ。

このエンジンは2023年にジープ・ワゴニアの全ラインナップに搭載されるが、それに先立って2022年のグランドワゴニアには、510馬力と500lb-ftのトルクを発生する高出力版が限定的に用意される。今回、EPAがそのモデルの燃費を発表した。

ジープ・グランドワゴニアは6.4リッターV8エンジンでデビューし、4輪駆動を選択した場合のEPA評価は、高速道路18マイル/ガロン、都市部13マイル/ガロン、複合15マイル/ガロンであった。

新しいハリケーン6気筒は、その小さな変位とターボチャージャーのおかげで、これらの燃費の数字を切り札にします。高速道路では1ガロンあたり20マイル、市街地では14マイル、複合では17マイルを達成することが可能です。2輪駆動仕様では、6気筒、8気筒ともに高速道路での燃費が1km/L上乗せされています。

なるほど、数字そのものはそれほど驚異的なものではないのかもしれないが、新エンジンが燃費だけでなくパワーの数値でもV8を打ち負かすことができたのは注目に値する。

2023年のワゴニアが新型直6を搭載してデビューすると、標準エンジンの出力が420ps、トルクが450lb-ftとなるため、燃費の数字も上がるはずだ。ジープはこのエンジンの発表時に「標準出力版は燃費のためにチューニングする」と語っていたので、このミルにはさらに素晴らしい結果を期待している。

現在、ワゴニアに搭載されているのは5.7リッターV8で、最高出力392ps、最大トルク404lb-ftという定格出力。

6気筒よりもV8を選ぶ理由はあまりなく、8気筒の将来にとって悪い知らせかもしれない。ワゴニアLとグランドワゴニアLはすでにV8の代わりに新しいターボチャージャー付き6気筒を採用しており、この流れに追随するモデルも増えていくことだろう。

【参照】https://www.carscoops.com/

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