アキュラ プレシジョン EV コンセプト、電気自動車の未来に向けたシャープなスタイルを提案

アキュラ(ホンダ)

かつては素晴らしいアンティーク・コレクター・カーのみで知られていたモントレー・カー・ウィークは、今や未来のデザインとテクノロジーのショーケースとなりつつあります。今年のハイライトは、2024年に登場予定の同社初の電気自動車に期待されるスタイリングの一部を予見させるSUV型のデザインスタディ、アキュラ プレシジョン EV コンセプトです。

2016年に現在のデザインテーマを覗かせたコンセプトから名前を取ったアキュラ・プレシジョンEVは、現行のRDXより少し大きく見える2列のクロスオーバーの形をしています。アキュラの製品にまったく新しい感覚をもたらした2016年の斬新なプレシジョンセダンコンセプトとは異なり、このEVは外見上は見慣れたものに見えますが、デザイナーがオール電化の未来のためにブランドの現在のデザイン言語をマッサージしたことは明らかです。

それは、従来のラジエーターグリルではなく、「ダイヤモンド・ペンタゴン」と呼ばれるフロントエンドに端的に表れています。その代わりに、フロントパネルは柔らかい輝きのテッセレーションパターンで照らされ、アキュラの特徴であるキャリパーバッジから始まり、ヘッドライトに向かって広がっていくイルミネーションは、ちょっとした歓迎の気持ちを表しています。また、イルミネーション・グリル・パネルには、個々のダイヤモンド・エレメントに小さなレリーフが施され、電源を切った状態でもアキュラらしさを表現するのに役立っています。バンパーコーナーにあるフロントフォグランプは、LEDを散りばめた「パーティクルグリッチ」と呼ばれるモチーフで、その形状を表現しています。

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