フォルクスワーゲンID.Xパフォーマンスコンセプト発表、アグレッシブなエアロと550馬力のEV

フォルクスワーゲン

フォルクスワーゲンの今後の電動化の猛攻には、さまざまなパフォーマンスEVが含まれる。私たちはミュンヘンでID. GTIコンセプトをミュンヘンで見たばかりだ。Buzz」と「ID.3」の両モデルは、VWの新しいGTXバッジによってパフォーマンスがアップグレードされる。

しかし今、VWはID.Xパフォーマンスと名づけられた専用コンセプトカーで、パフォーマンスを徹底的に追求しようとしている。ID.7セダンをベースとするID.Xパフォーマンスは、基本的なフォルム以外には、歩行者用のセダンとほとんど共通点がない。

フロントエンドは、バンパー基部の大きなブラックグリルと、各コーナーの通気孔がマッチして、獰猛に変身している。また、カーボンファイバー製のディフューザーと、車両全体を包むGTI風の赤いトリムもある。ホイールウェルは、チャンキーなブラック・プラスチックで覆われ、専用のレーシング・ラバーを装着した20インチ・スポーツ・アロイが装着されている。

バックエンドは、トランクリッド上部に巨大なリアスポイラーを備え、バンパー基部にはたっぷりとしたカーボンファイバー製ディフューザーが装着され、フロントとサイドと同じ赤いパイピングがリアにも伸びている。車高は従来のID.7より2.4インチ(60ミリ)低くなっている。

性能面では、ID.Xコンセプトは現代のほぼすべてのVWのEVを支える、どこにでもあるMEBアーキテクチャーを採用し、2つの電気モーターで合計550馬力(411キロワット)の出力を発揮する。そしてID.7と同様、ID.Xパフォーマンス・コンセプトは200キロワットのDC急速充電能力を持つ。

もちろん、このコンセプトが市販化されるかどうかの確証はないが、VWはすでに、アグレッシブなアクセントを加え、エアロダイナミクスを改善し、できればパワーを向上させた、よりホットなID.7 GTXを発表している(と予告している)。一方、ID.X Performanceコンセプトは、国際的なID. 9月9日までスイスのロカルノで開催されるトレッフェン・ショーに出展される。

フォルクスワーゲンID.X Performanceコンセプトカー

【参照】https://www.motor1.com/news/685873/volkswagen-idx-performance-ev-concept-car/

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